2011年9月6日火曜日

■無感動は幸福を呼ばない!

無関心・無感動の人が多くなっているが無感動は幸福をよばない!



1、心の絆こそ大事なのに!

【辻邦生さんの「人間が幸福であること」より】
ヨーロッパに較べると、たしかに日本社会は享楽主義だといわれても仕方がない面がある。あるいは享楽主義というより、個々人の幸福を社会が本気で考えておらず、極端に他人に対して無関心になった一種のニヒリズムというべきかもしれない。
表面的形式的には一応他人との関係は保つが、それを温かい心の絆で結ぼうとしない。
















2、オタク族

一人一人は孤独な事故の中に引っ込み、なるべく他者との関係を断ちたいと考える。知識や経験の面でも同じで、ほかのものを拒否するオタク族が増え、全体との調和を失った異様な末端肥大的な趣味やスポーツがはやることになる。




3、子供の孤独も!

こんな状況におかれた子供が大人以上に孤独になるのは当然だろう。彼らは物質的飽満感を持ちながら、感性的に干からび、自己の肉体に傷つけたり、他者をイジメることによって、ようやく欠落のバランスをとろうとする。最近の精神的な不幸はおそらく前代未聞のことではないだろうか。



4、無感動にメスをいれなくては

近代が抱えている無関心・無感動という性格だというべきであろう。
技術主義は環境破壊をもたらし、
資本主義はすべてを金銭に換算することによって、魂の喜びにまで値段をつけるにいたった。
ニヒリズムからの無関心・無感動の根本理由にメスを入れるべきである。





















やっぱり、感じるこころ、感動がなくてはだめですね。
この「あいだみつをさん」の作品を理解できる人を増やしたいものです!!




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