2011年1月31日月曜日

■除雪の天国と地獄

毎日の雪で道路が大変になってきました!

1、病院に行きたいがタクシーが来ない

皆さんなんとか近くの道路除雪をしながら車を出しています。
しかし、高齢者の、車をもっていない所は大変な状態になっていました。
「会長さん、月曜日主人を連れて病院に行きたいが、タクシーがこれません、何とか除雪を!!」
悲壮な電話がきました、ここは見回りをしていなかったもので・・・これは大変。すぐ市の除雪本部に電話。秋田市も頑張っているのがわかりますので、穏やかにお願いしました。
「今日中に除雪します!」の返事。




















歩く分を確保してきました。
宅急便も歩いて配達しているのに出会いました。

2、こんな天国も

心臓破りの坂という急な坂道につながっているところです。融雪道路となっていますから、このような状態です。設置後15年もなりますから、労り労りしながら稼働させていただいています。
本当にありがたいことです。




















3、夕方除雪が来ました

夕方ご本人から「会長さん除雪が来ました、Uターンする場所もちゃんとやってくれました!」
喜びの電話が来ました。このとおりきれいに除雪が終わっていました。
秋田市も除雪のオペのみなさんも、休みなく大変でしょう。
まずはありがとうございました。




















4、もうすぐ春

町内の掲示板に張ったものです。
「雪 もう2月 もう少し がんばろう!」





















桜のころには、こんなに難儀したことをすっかり忘れれているんです・・・ハハハ!
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2011年1月30日日曜日

■「秋田万歳」は平安時代からのつながり

秋田万歳を勉強する機会にめぐまれました!

1、秋田万歳とは















秋田に伝わる祝福芸能一種で、かつては正月に演じられていたが、現在は不定期である。秋田万歳ではもう町まわりをする人はいなくなってしまったが、少数伝承者が残っている。太夫は紋付、袴に、松竹鶴が背中大き染め抜かれた上衣、頭に侍烏帽子をつける。才蔵紋付、袴に頭巾、鼓を持ち囃子舞には面も使う。正式の万歳では、太夫が扇をひろげて立ち、才蔵は鼓を脇にして座して囃す囃子舞、才蔵囃子では、反対に太夫が鼓を打ち才蔵が舞ったり、囃したりする。


2、秋田万歳は平安時代からの

秋田市の民俗学者・斎藤壽胤氏の講演から
江戸後期の荻津勝孝に描いた「秋田風俗絵巻」によると、正月礼として 武家屋敷の門づけとして一段の中に、万歳がいる。万歳は太夫と才蔵の二人によってなされている。・・・・・
そもそも万歳とは、平安時代からの始まりで、奈良から京都へ伝わり、京都から尾張万歳と三河万歳・・・・そして江戸へ。秋田万歳は従来の三河万歳経由論でなく、尾張万歳からの経由論が正しいようだ。 尾張万歳が常陸(佐竹)に行って、佐竹の殿様とともに秋田に入ってきた。もちろん江戸の流れも入ってる。


















3、「正調 秋田万歳」実演

太夫:敦賀谷良子 歳蔵:北条貞次郎 による秋田万歳でした。
この道40年の北条氏にお話を聞きました。難しいこと日本一で、全部演ずるには二日もかかるとか。演ずる方も難しいようだが、地元の人間でも聞くことの方も大変な芸です。
まともに見るのは初めてです。















4、もう少し分かりやすく、短く編成を!

郷土芸能だし、結構面白い部分も多いし・・・何とかもっと普及できないものでしょうか!
・本人の芸をもっともっと磨くこと(失礼!)
・プロデューサーがついて、演目の調整をする。
・そうすればマスコミが放っておきません。
こんなに面白い場面もあるのに・・・もっとブレッシュアップを!!
すべての面で・・・・!!

2011年1月29日土曜日

■辰子姫とクニマス

秋田県の明るいニュースのトップは「クニマス」が見つかったことです! ところがこれが、八郎太郎物語(三湖伝説)ともかかわっていることを発見!

1、西湖でクニマス発見

田沢湖(秋田県仙北市)にだけ生息し、約70年前に絶滅したはずのサケ科のクニマスが、西湖(さいこ)(山梨県富士河口湖町)で発見された。天皇陛下に「奇跡の魚(うお)」と呼ばれたクニマス。姿を消してから発見までをたどれば、まさに物語を読むようだ。


















2、さかなクンの功績

010年 西湖において 絶滅していたと信じられていた幻の魚「クニマス」を発見し(西湖で獲られたヒメマスが絶滅したクニマスであることに気付く! スゴい!)
魚類学者としても力を注がれている天皇陛下よりお誉めの言葉をいただいたさかなクン!ただの魚好きなだけではありませんでした! 実はこれはもの凄い功績らしいです!





















3、田沢湖の三浦さん

クニマス探しに生涯をささげた人がいる。クニマス漁師の家系に生まれた三浦久兵衛さんだ。久兵衛さんが20歳のころクニマスは滅び、農林業や田沢湖畔で茶屋をしながら、クニマスの卵が送られた記録が残る山梨県の本栖湖や西湖でクニマスを探し続けた。道半ばの06年5月、85歳で病死。長男の久さん(61)は湖畔南部の自宅で、明治時代から伝わる「国鱒ホリ記し」を見せてくれた。ホリとは漁場を指し、家ごとに決まっている。名前や深さ、網の長さが書いてあり、最後に「われなきあとも、このほり捨てるべからず」と記されている。久さんは「父は『クニマスの網を揚げる時、手さしの感触が伝わってくる。魚が揚がる時に、銀色にキラキラ光る』と耳にタコができるくらい話した」と振り返り、久兵衛さんの弟、幸三さん(82)は「兄貴の並々ならぬ執念がついに実った」としみじみ語った。


4、辰子姫とクニマス



















八郎太郎物語(三湖物語)を調べていたら、WIKIに載っていました
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後に八郎太郎が辰子と暮らすようになった時、噂を聞きつけた南祖坊が再び八郎太郎へ戦いを挑んだ際、辰子がクニマスを南祖坊へ投げつけ、松明に戻ったクニマスにより南祖坊が火傷を負い、撤退した話が伝わっている。また、八郎太郎が、田沢湖の辰子姫のもとへ通ったとき、湖に落としてしまった松明がクニマスになったと言う話もある。


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・秋田縄文文化研究会として、今鹿角の民話(伝説)を調べています。
鹿角の三大伝説、「錦木物語」「だんぶり長者」「八郎太郎」です。前者の二つは近年一体化した伝説となっていますが、八郎太郎だけはちょっと違っています。最初のつくられた年代は同じようなのですが三つの湖が舞台ですから範囲が広いのです。これからです。


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2011年1月28日金曜日

■太陽の見える恩恵と見えない力

久しぶりの大快晴の中で太陽を考える。


1、太陽光発電がすごい

真冬だというのに、突然の快晴で、ご覧のように発電が3kwです。真夏でもいつもこうとはいきません!!
(マックスが4kw容量ですが ここまでは当然いきません)
太陽の直接的な恩恵をいただいております、ありがとうございます太陽さん!!
























2、特別太陽の活動が激しい!


宇宙天気ニュースで太陽の活動がリアルタイムでわかります。
このように特別な動きはなく、穏やかな太陽です。
























3、世界中では異常現象が

アメリカでこんなことがおきています、魚や鳥が何万羽単位で・・・世界中です。
日本のマスコミでは報道していませんが(なぜか?)ネットの世界です!
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大量の鳥の突然死

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始まりは大晦日の夜。アーカンソー州で 数千羽の黒い鳥の死骸が空から降ってきて、人々は騒然となりました。この大量死はアーカンソー州に留まらず、ルイジアナ州で500羽、テキサス州で155羽、ケンタッキー州で数百羽の鳥が降ってきたそうです。



4、この異常現象と太陽は
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よく 地球は大きな棒磁石にたとえられますね。
それに沿った磁力線が地球の周りには張り巡らされているのであります。
磁力線の方向は 南極側から出て 北極側に入っていきます。
地球全体がこの磁気シールド(盾)によって 太陽などから来る高エネルギー
放射線から守られているわけであります。





地表近くまで来た粒子が大気中の酸素と衝突して輝いてる光がオーロラなんです。
見ていると とても綺麗で、幻想的なオーロラなんですが。
言い換えると 高エネルギー粒子と磁気圏、大気が激しく戦って攻防している激戦の光なんですね。

では、どうして磁気圏が弱くなってきているのでしょう?
その原因 地球では何が起きつつあるのでしょうか?

それは どうも最近の研究で(磁極の逆転)が起きつつあるらしいんです。
磁極の逆転。 N極とS極の磁性が入れ替わる時期に入ってきたみたいなんです。

なぁ~んだ それだけかぁ~! と思う方もいらっしゃるでしょうが。
実は 人類を含む生命体にとっては 存亡の危機がかかっている現象になり得る事なんですね。

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・日本では鳥インフルエンザで大量のと殺をおこなっていますが、太陽の影響かどうかはまだよくわかりませんが、鳥の大量の死亡は何を現わしているのでしょう??



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2011年1月27日木曜日

■簡単な屋根雪降ろし方法

危ないことなし、しかも簡単、屋根雪の降ろし方です!!


1、伸縮長柄ノコで、まずはタテに

枝打ちに使う柄が伸縮するノコです








まずは、落ちかかっている屋根雪に縦に切り込みを入れる。
トウフをきるようなものです。力もいりません。




















2、次はヨコに切って落とす

トウフを切るように簡単に切り落とせます。快感です!!




















3、図解してご説明

図解して説明します。
①タテに切り込みを入れます。屋根から出た分と考えてください。
②次に、ヨコからノコ歯を当てれば切れます。気持ちよく簡単にどんどん落ちます。
③もっと落としたい場合は、ノコ歯が届く程度斜めにタテの切り込み、そして斜めにノコ歯を使って
ノコ歯に乗せる形で操作すれば落ちてきます。









































完全に、全部を落とすのではありません。
しかし、もっとも危険な屋根に重量がかかる分は落とせます。屋根からはみ出る分は、力学から言えば二次モーメントが大きくなって危険となるのです。これさえ落とせば当面の危険は回避できます。

4、次の日の屋根

次の日は又このような状態。つまり自力でずり落ちてきます。
また落とせばいいのです。簡単ですから・・・これだけなら3分でできます。
簡単で!力もいらず!安全で!
ただ伸縮ノコは買うか借りるかです、わが町内では自宅にも町内にもあります。
この方法は初実験でした、ご案内いたします。

2011年1月26日水曜日

■美しいものは美しい

降雪が一段落の雪景色!!

1、朝焼けが美しい

除雪に疲れて、雪景色なんか!・・・という人も多いとおもいますが、
どんな時でも・・・美しいものは美しい・・・




















2、ここだって!


























3、こんなに多い雪でも

昨晩も「かまくら」点灯しました!!




















4、いつでも、どこでも「うつくしいものを美しいと・・・」

あいだみつをさんの「うつくしいものを美しいと思えるあなたのこころがうつくしい」
ロハス・こざくらの丘のモットーです!!




























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2011年1月25日火曜日

■1月なのに「かまくら」

屋根雪を利用して「ミニかまくら」が1月というのにもうできました!

1、かまくら2つ

屋根雪がまた落下、ほどよい締まり具合ですので、夕方に「かまくら」づくり。
普通の年は雪が落ち着いてくる2月です。横手のかまくらだって2月の小正月行事です。






















2、ゆらぎの癒し!

小さなものですが、炎がゆらゆら・・・ゆらぎの癒しです!
なぜかしらハト人形さんもあります!





















3、こんなに雪があるからできました

窓の外はこれくらいあります。屋根雪が暖気になればどんどん落ちてきます。
この雪の壁の両側につくりました。




















4、当然!ビールです!

魔女と乾杯です!!
我が家ではビールを猪口でのむのです!
一回ごと新鮮ですから!
これぞ! ロハス・こざくらの丘 !!




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2011年1月24日月曜日

■屋根雪の事故

秋田市も毎日降っていますので除雪していますが、県南から見ればままごと程度です!

1、雪おろし事故

毎日毎日、県内でたくさんの事故が報道されています。
(柴田先生お見舞い申し上げます)

























2、なぜ??????






















・なぜ、こんなに1月の降雪が続くのか、普通の年であれば、一続きの降雪期間を「一山」と呼びます。このサイクルが普通は一週間ぐらいなものですが、今回は長く長く1ケ月も続いているのです。
しかも、気温も低くなっています。
・気象中の予報ではこんなことは予報できなくています(最近全然予報が当たりませんね!)


3、屋根雪の重さはどれくらい

岩手の建築士さんからです


051222_0713~001.jpg
構造計算が注目されているが、
計算の元になるのが建物に作用する力です。
1固定荷重(建物自身の重さ)
2積載荷重(建物内に置く物の重さ)
3積雪荷重(積雪量によって決まる)
4風圧力(地域によって決まる)
5地震力(最近お馴染みのほうは、係数ですが)
などがあります。

建築基準法で決められている積雪の重さは、
積雪が1cmの場合1平方メートルあたり、
2kg以上と決められています。
(屋根勾配により緩和規定はありますけど。)

例えば、延べ面積40坪の2階の住宅で
屋根面積が20坪、積雪が30cmと仮定すると、
20坪=約66平方メートル
66平方メートルx2kgx30cm=3、960kg
約4トンの荷重が屋根全体に乗っかることになります。

多雪地域の場合、積雪が1mだと約13トンにもなります。
この状態で地震が来たら・・・・。
ですから、想定できる全ての荷重を入れて計算する訳です。
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4、雪の重さ







雪の重さは下の表のとおじゃ!!
ということは、今年の雪はどこでもまだ新雪で軽いのです(100~150kg)
まだ全然暖気がありませんので,しまっていません・・・これからなのです
  ・これから降らないで暖気となった場合・・・あっという間に溶けてしまいます。
   ・何度も「一山」が訪れるようであれば、重さが300kg以上になりますので、大変です。県南は特に雪下ろしが     重要となってきます。

なまえ
じょうたい
雪1立方メートル
の重さ
ふったばかりの雪
50~150キログラム
ふりつもって
やや固い雪
150~250キログラム
雪の重みで
固くしまった雪
250~500キログラム
氷つぶのように
ざらざらした雪
300~500キログラム
でも、もうすぐ2月です。陽も長くなってきましたがんばりましょう!!



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