2011年1月30日日曜日

■「秋田万歳」は平安時代からのつながり

秋田万歳を勉強する機会にめぐまれました!

1、秋田万歳とは















秋田に伝わる祝福芸能一種で、かつては正月に演じられていたが、現在は不定期である。秋田万歳ではもう町まわりをする人はいなくなってしまったが、少数伝承者が残っている。太夫は紋付、袴に、松竹鶴が背中大き染め抜かれた上衣、頭に侍烏帽子をつける。才蔵紋付、袴に頭巾、鼓を持ち囃子舞には面も使う。正式の万歳では、太夫が扇をひろげて立ち、才蔵は鼓を脇にして座して囃す囃子舞、才蔵囃子では、反対に太夫が鼓を打ち才蔵が舞ったり、囃したりする。


2、秋田万歳は平安時代からの

秋田市の民俗学者・斎藤壽胤氏の講演から
江戸後期の荻津勝孝に描いた「秋田風俗絵巻」によると、正月礼として 武家屋敷の門づけとして一段の中に、万歳がいる。万歳は太夫と才蔵の二人によってなされている。・・・・・
そもそも万歳とは、平安時代からの始まりで、奈良から京都へ伝わり、京都から尾張万歳と三河万歳・・・・そして江戸へ。秋田万歳は従来の三河万歳経由論でなく、尾張万歳からの経由論が正しいようだ。 尾張万歳が常陸(佐竹)に行って、佐竹の殿様とともに秋田に入ってきた。もちろん江戸の流れも入ってる。


















3、「正調 秋田万歳」実演

太夫:敦賀谷良子 歳蔵:北条貞次郎 による秋田万歳でした。
この道40年の北条氏にお話を聞きました。難しいこと日本一で、全部演ずるには二日もかかるとか。演ずる方も難しいようだが、地元の人間でも聞くことの方も大変な芸です。
まともに見るのは初めてです。















4、もう少し分かりやすく、短く編成を!

郷土芸能だし、結構面白い部分も多いし・・・何とかもっと普及できないものでしょうか!
・本人の芸をもっともっと磨くこと(失礼!)
・プロデューサーがついて、演目の調整をする。
・そうすればマスコミが放っておきません。
こんなに面白い場面もあるのに・・・もっとブレッシュアップを!!
すべての面で・・・・!!

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