秋田県の明るいニュースのトップは「クニマス」が見つかったことです! ところがこれが、八郎太郎物語(三湖伝説)ともかかわっていることを発見!
1、西湖でクニマス発見
田沢湖(秋田県仙北市)にだけ生息し、約70年前に絶滅したはずのサケ科のクニマスが、西湖(さいこ)(山梨県富士河口湖町)で発見された。天皇陛下に「奇跡の魚(うお)」と呼ばれたクニマス。姿を消してから発見までをたどれば、まさに物語を読むようだ。
2、さかなクンの功績
010年 西湖において 絶滅していたと信じられていた幻の魚「クニマス」を発見し(西湖で獲られたヒメマスが絶滅したクニマスであることに気付く! スゴい!)
魚類学者としても力を注がれている天皇陛下よりお誉めの言葉をいただいたさかなクン!ただの魚好きなだけではありませんでした! 実はこれはもの凄い功績らしいです!
3、田沢湖の三浦さん
クニマス探しに生涯をささげた人がいる。クニマス漁師の家系に生まれた三浦久兵衛さんだ。久兵衛さんが20歳のころクニマスは滅び、農林業や田沢湖畔で茶屋をしながら、クニマスの卵が送られた記録が残る山梨県の本栖湖や西湖でクニマスを探し続けた。道半ばの06年5月、85歳で病死。長男の久さん(61)は湖畔南部の自宅で、明治時代から伝わる「国鱒ホリ記し」を見せてくれた。ホリとは漁場を指し、家ごとに決まっている。名前や深さ、網の長さが書いてあり、最後に「われなきあとも、このほり捨てるべからず」と記されている。久さんは「父は『クニマスの網を揚げる時、手さしの感触が伝わってくる。魚が揚がる時に、銀色にキラキラ光る』と耳にタコができるくらい話した」と振り返り、久兵衛さんの弟、幸三さん(82)は「兄貴の並々ならぬ執念がついに実った」としみじみ語った。
4、辰子姫とクニマス
八郎太郎物語(三湖物語)を調べていたら、WIKIに載っていました
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後に八郎太郎が辰子と暮らすようになった時、噂を聞きつけた南祖坊が再び八郎太郎へ戦いを挑んだ際、辰子がクニマスを南祖坊へ投げつけ、松明に戻ったクニマスにより南祖坊が火傷を負い、撤退した話が伝わっている。また、八郎太郎が、田沢湖の辰子姫のもとへ通ったとき、湖に落としてしまった松明がクニマスになったと言う話もある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・秋田縄文文化研究会として、今鹿角の民話(伝説)を調べています。
鹿角の三大伝説、「錦木物語」「だんぶり長者」「八郎太郎」です。前者の二つは近年一体化した伝説となっていますが、八郎太郎だけはちょっと違っています。最初のつくられた年代は同じようなのですが三つの湖が舞台ですから範囲が広いのです。これからです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿