2012年9月29日土曜日

◆巨大な不況が来た時襲う「12の恐怖」

巨大な台風17号の直前! もっとすごい、巨大な不況も来るぞ、その時どうなる!




【墨染さんからの引用です】

1,グローバル経済破綻寸前

グローバル経済は、近いうちに破綻するか、破綻寸前になっていく。なぜなら、国家が不良債権を抱えて機能停止してしまうからだ。
そして、そのツケは全世界の国民が払うことになる。もちろん、日本もグローバル社会に組み込まれているので、無関係ではいられない。無関係どころか、アメリカと共にもっとも打撃を受ける国のひとつでもある。
しかし、グローバル経済の崩壊が、どのように日本人に襲いかかって来るのか、あまり具体的に語られていないので、今の日本人の多くは他人事のように思っているはずだ。
では、グローバル経済の崩壊、すなわち「大恐慌」だとか「巨大な不況」がやってきたとき、あなたはどのような状況に放り込まれるのか、具体的に書き記してみたい。
全世界が大不況に飲まれたとき、あなたに襲いかかって来るのは、この「12の恐怖」だ。

2,現役の人はどうなる

(1)給料が減る、遅延する、ゼロになる
最初に小さなところから不況の影響は始まっていく。誰もが気がつかないところ、誰もが「しかたがない」とあきらめるところから不況の影響が出てくる。
それは何か。どんなに働いても昇進しない。どんなに働いても給料が減る。いろいろな理由をつけられて、手当が削減され、福利厚生が削減されていく。
中小企業になると、給料の遅延も出てくることもある。それは資金繰りが悪化しているからである。ひどいところになると、突然、給料がゼロになるところもある。
そういった社員の給料を削減したり、払えなくなる企業が、ポツリ、ポツリと現れてくる。

(2)今の会社を解雇(リストラ)される
不況になれば、当然のことだが企業の収支は非常に厳しいものになり、コスト削減のために会社はリストラに走らざるを得ない。
まじめに働いて、どんなに会社に貢献していたとしても意味がない。
人を解雇しないことには会社そのものの存続が厳しいほど追い込まれる。そうなると、中小企業だろうが、大企業だろうが、関係なくリストラの嵐が吹き荒れる。
ソニー、パナソニック、シャープ、NECと日本の優良企業に勤めたはずだった人たち、あるいは大銀行、一流銀行に勤めて安泰だと思っていた人たちの末路を見ればいい。
突如として、あなたも今の会社を解雇(リストラ)されるかもしれない。

(3)今の会社がつぶれる。連鎖倒産が起きる
会社から放り出されるだけでなく、会社そのものが破綻する可能性もある。
大企業が1つ倒産したら、その下には莫大な子会社・関連会社があるので、すべて道連れになって潰れていく。
また、大企業にぶらさがって下請けの仕事を受注してきた中小企業も、他から仕事を得ることができなければすべてつぶれる。
連鎖倒産が次々と起きていく。会社が倒産するということは、それだけ多くの人たちが路頭に迷うということでもある。
突如として、あなたもその渦の中に巻き込まれるかもしれない。

(4)次の仕事が見つからない
リストラされた、会社が倒産して失職した。そうなると、早急に次の仕事を見つける必要があるが、多くの企業が人をリストラしたり、倒産したりする時というのは、仕事がない時である。
仕事がないときに企業は人を雇うはずがなく、もしどうしても雇ったとしても薄給で、かつ派遣形態でしかない。正社員として社員を抱えることは絶対にない。
つまり、大恐慌・大不況がやってきたら、仕事を失う上に、次の仕事が見つからないという破滅的な事態になっていく。
企業が誰も雇いたがらないのだから、学歴も、職歴も、資格も、まったく意味がない。働きたくても、働く場所が突如として消失してしまう。

(5)物が売れない、買えない
どんなに必死で会社に尽くしてもリストラされる。どんなに必死で次の会社を捜しても仕事が見つからない。そうなると、多くの人が考えるのは「起業」だ。
起業は華やかに見えるかもしれないが、世界中どこでも起業した人たちの80%から90%は1年以内に破綻する。好景気でも起業は難しいが、不景気下の起業は非常に危険な賭けであることが多い。
誰もが生きるのに必死になっているから、できるだけカネを使わない生活防衛に入っている。
それはすなわち、「物が売れない」ということだ。さらには多くの企業がつぶれていくのだから、当然だが「欲しい物が買えない」という現象も起きる。
売りたくても物が売れない。
買いたくても物が買えない。
それが大不況下に起きる現象である。1930年代の世界大恐慌でも、真っ先に起きたのが、この現象だ。


(6)株価が大暴落する
現在の株価を支えているのは、政府が買い支えしているからである。特にアメリカではその傾向が顕著だ。景気回復の証拠として、株高演出は欠かせないのである。
だから、何とか株高を維持できているが、政府が量的緩和の資金を失った時、資金は引き揚げられる。すなわち、どこかのタイミングで株価は大暴落していく。
株価の究極的な価値は、その企業がどれだけの利益を出しているのかで決まるが、不景気になると将来の利益が減少するのは誰でも分かる。
そうすると、ROE(株主資本利益率)も減少してしまうので、多くの企業で株価が維持できなくなる。下げが下げを呼ぶと、全体が底抜けする。すなわち、株価の大暴落が来る。

(7)インフレになる
物が売れない一方で、政府は破綻した財政を立て直すために、増税に走る。
ユーロでも破綻しそうな国家にECBやIMFは緊縮財政を強制しているが、それはすなわち、公務員を大削減して、かつ「増税」するということなのである。
日本でも消費増税が決定した。増税されると、多くの商品は増税分だけ値上げせざるを得ないので、最悪のタイミングでインフレが発生する。
給料が上がらない、あるいは給料が大削減された中で、物価だけは上がっていくのである。

3,年金族はどうなる

(8)預金していた銀行がつぶれる
最悪の事態を何とか乗り切るために多くの国民は必死になって貯金するが、貯金するというのは銀行が安心だという意識があるからだ。
しかし、企業にカネを貸してその利息で生きている銀行は、企業が破綻することによって巨額の貸倒金を計上せざるを得ない。
また、政府の赤字国債を山ほど抱えた銀行は、政府が破綻することによってやはり道連れにされてしまう。
2008年9月15日に起きたリーマン・ショックでも、グローバル経済が崩壊寸前になったときに全世界の一流銀行が破綻して国有化されていった。
次に巨大な経済崩壊事件が起きたら、当然、今の銀行など軒並みに消し飛んでいく。
1000万円までペイオフされるからと安心している人もいるが、預金保険機構は次々と破綻していく銀行の貯金をすべて保証する資金はまったくない。
銀行の連鎖倒産が起きたら、ペイオフは絵に描いた餅となる。

(9)年金がストップする
日本の多くの引退した老人世帯は、ほぼ全員が年金で生活している。
しかし、大不況になって国そのものが破綻の危機に瀕するような大不況がやってきたら、年金の支払いは強制的に減額されるか、もしくはストップする。
そうでなければ、インフレがやってきて年金で生活などできなくなる可能性がある。
これから年金生活に入るのは団塊の世代である。つまり、これから莫大な団塊の世代が生活破綻していくということになる。

4,社会不安でどうなる

(10)ホームレスが増え、治安が悪化する
生活破綻者が莫大に増えていくというのは、すなわちホームレスが増加するということである。
いくら学歴があっても、仕事がなければ家賃も払えなくなる。そうなると、周囲の助けを得られない人たちから、ホームレスになっていく人が増える。
いずれは大学卒のホームレス、元一流企業勤めのホームレスが「当たり前」の時代になっていくだろう。
また、治安も極度に悪化していく。日本で最近増えている犯罪は何か。警察白書を見ると、それは凶悪犯罪ではない。「万引き」と「ひったくり」だ。
これは、生活に追い詰められた人がする犯罪であると気がつかなければならない。景気が極度に悪くなると、治安も極度に悪化する。

(11)自殺・無理心中がうなぎのぼりに増える
若者は仕事が見つからない。老人は年金で暮らしていけない。将来に何の希望もない。生活苦で一家が路頭に迷う。
株式も、不動産も、多くの資産は大不況下では劇的なまでの劣化資産に転じる。
そうなると、もはや絶望のあまり、自殺を選択する人たちも増えていく。
現在の日本では年間の自殺者が3万人を超えているが、これは本当に死ぬことができた人だけを計上している。
自殺未遂はその3倍以上あると考えたら年間10万人は自殺に追い込まれているということになる。
さらに変死した人間の大半は自殺である可能性もあるとも言われている。
こうやって加算していくと、日本はバブル崩壊から現在まで、すでに大量の人たちが国に絶望して自殺していったということになる。
今後もこの流れは止まらない。ただの自殺だけでなく、一家心中も、孤独死・孤立死も増えていくだろう。

(12)食糧が極端に減る
巨大な不景気が来ると、多くの企業が破綻、もしくは業務停止していくので、商品が減り、流通が止まり、食料品に至っては買い占めなども起きてくる。
そうなると、極端に食品が減り、食糧危機も起こり得る。また、食糧が手に入るとしても供給の悪化で、非常に高額なものになってしまう可能性がある。
供給が少なくて、需要が多ければ、物の値段は悪化していくのだから、これは自然な資本主義の動きである。
そうなると、値上げを見込んだ人たちが買い溜めのために大量購入するので、よけいに食糧が減る。

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「こんなことが起きるはずがない」と思うだろうか。1930年代は、その「起こるはずがない」と思っていたことが全世界で起きた。
戦後になっても、1950年代は朝鮮が動乱で経済破綻し、1960年代は東南アジアがベトナム戦争で経済破綻した。
1970年代はアメリカそのものが大不況で破綻に追い込まれ、1980年代は中南米が経済破綻に追い込まれている。
1990年代はアジア通貨危機が起きてインドネシアも韓国も経済破綻し、ロシアやクウェートも経済破綻した。
そして、2000年代に入るとアルゼンチンが破綻し、後半はグローバル経済そのものが崩壊の危機に瀕している。
経済崩壊は、いつでもどこでも起きている。
そして、どこの国でもいったん経済崩壊が起きたら上記の「12の恐怖」に全国民が巻き込まれているのである。
次に巨大な経済崩壊が来て日本がそのまま巻き込まれたら、今度はあなた自身がこの「12の恐怖」に巻き込まれる。


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*台風17号なんてものではなさそうですね!!
*そのためにロハスで自給自足を練習していますが・・・どんなもんでしょうか!






2012年9月28日金曜日

◆ロケットストーブの季節です!

秋です、食欲の秋ですから、ロケットストーブの出番です!



1,ロケットストーブ試運転

久しぶりの出番です、移動することも考えていましたから、多少ゆるめの設定でしたが、移動しなくてもよいことになりましたから、接続部分を粘土を詰めなおして完全固定にしました。
順調に日が回っています。
石焼き芋ツボで焼き芋を作ります。

3,石焼きつぼ
30年も前から有るツボですが優れものです!
仕組みはこんな感じです。遠赤外線を出す小石が入ったツボ、空気穴が開いています。

4,これからこのロケットストーブの出番だ!

石焼き芋は最高の美味しさであった! 一袋360円の鳴門金時でなくても、88円のイモでも十分に美味しかったず!!
さて、これからは、なににしようか・・・PIZZAに挑戦しようかな!!







2012年9月27日木曜日

◆火の鳥・鳳凰と鶏のお話

鶏は飛べなくなった「火の鳥」「鳳凰」だというお話!

1,「鶏」
【引用】
江戸庶民の暮らしの中で、籠に入れられた鳥といえば、「鶏」を連想されるが、「鶏」の習性は、翼を持っているにもかかわらず、空を飛ぶ能力が備わっていない。そして、「鶏」にはトサカがあり、朝一番に、”コケ~コッコウ~”と太陽に向かって鳴き叫ぶ。

2,昔は人間も飛べた

これも、ある象徴的意味が込められている。それは、本来人間は大昔、神と共にあった頃は、宇宙と交信が出来て、どんな次元にでも自由に羽ばたくことが出来た。しかし、時が経ち次第に自己にこだわるあまり、自由に羽ばたく能力を失ってしまったと神話でも語られている。

3,火の鳥=鳳凰

この人間本来の姿を神は、「火の鳥」=「鳳凰」=「太陽の鳥」に喩え、後の飛べなくなった人間のことを「鶏」に喩えた。





4,飛べなくなった鳳凰が鶏!

「鶏」は大昔に飛ぶことが出来た「鳳凰」のなれの果ての哀れな姿でもある。それで「鶏」は、朝一番に太陽に向かって自由に飛ぶことが出来た頃を思い出し、”コケ~コッコウ~”と衝動に駆られて鳴き叫ぶ習性が出来たという。


2012年9月26日水曜日

◆原点の物々交換!

みのりの秋は差し上げたり貰ったり・・・物々交換の原点みたいです!



1,クリの渋川煮を持参

大きなクリを皮むきしたのが、このように渋川煮と成りました。おいしいですよ!
これをビンに詰めて、親戚の家へ。




















2,山ほどのおみやげ

85歳の叔母さんがたくさん畑を作っています。「青豆が熟れたから取りにおいで」との連絡で出かけました。びっしりついたマメの枝ごと貰って来ました。
最近の栽培の青豆と違って、昔からの品種です、少し固めですが齧りごたえがあって、おいしいのです。





















3,物々交換の原点

下の写真はイメージですが、こんなものです。
お互いのとれたもの、得意なもの、余っているものを相手に差し上げる。
秋田では美味しい食べ物がたくさんあります。ただロッドが少ないので大きな商売には成りません。だから、このような物々交換がもっとも適しているものと思います。


















4,ネットではもうやっていますね!

下は一つの事例ですが、インターネットでは既に始まっていました。上記のような食料ではむずかしいでしょうが、本とかDVDなら簡単なものですね。
交流できる地域単位では食べものも含めた物々交換システムができそうですね。
考えてみましょう!!

2012年9月25日火曜日

◆縄文人もこれで生きてい来た・「クリ」

ロハスこざくらの丘周辺にはたくさんの栗の木があります!



1,クリ、クリ

大きなクリの川を剥いているところです。大きいクリは渋皮煮にするところです。































2,栗クリ坊主で剥く

この栗クリ坊主というすぐれもので皮を剥きます、これは私。




















3,山栗が美味しい

こちらは小さな山栗です。大きなクリは苗を植えたものですが、山栗は自然のものです。あちこちにたくさん生えています。実は少ないですが程々に拾えます!




















4,縄文人もこうして食べていた

小さなクリが一番おいしいのです!
縄文人もこうして煮て食べていたのでしょう!包丁で割ったりはしないでしょうが、なーに!歯でかじって割ればいいのです。美味しくて止まらない・・・縄文の山にはいくらでもあったでしょうから。

2012年9月23日日曜日

◆有るものを活かせない!

無いものは最初から無理だが、有るものも方向が違えば活きない!



1,木質バイオエタノール製造実証プラント撤退

2008年度から、林野庁から森林資源活用型ニュウビジネス創造対策事業の委託を受け、森林総合研究所が主体となって、秋田県立大学、東大、早大、秋田県、北秋田市などが協力したプロジェクト。事業費13億円。
これが9月に終了するとのことです。









































2,リグニン、リグニン!!

構想では、バイオエタノールの量産化、製造過程で発生するリグニンの製造・販売を盛り込んでいた・・・絵に書いた餅であった。(新聞)
当然ですね。当時私は稲ワラからのバイオエタノール製造について、県に提案していましたが、木質の方を進めているからと受け入れてもらえませんでした。
私に稲わらバイオを教えてくれた人は、木質はリグニンがあるから無理だよと言っていましたし、私もそのことを伝えたのですが残念でした。
従って、当然ながら失敗ですね・・・時期尚早というか、実験してダメだったことが分かったから良かったとも言えますね。
















3,有るものを活かそう、でも方向が

有るものを活かそう、それが秋田の地域再生の近道で、王道である。ここまではいいですね、でもどう活かすか。
将来的な研究か、今、生きるための地域再生か、見極めなければなりません。

木質ペレットで地産地消、持続可能な循環システムで地域再生・・・すぐに出来るのですが
わかりやすい動画紙芝居です

http://youtu.be/uYCNm2ml9qM


4,有るもの・・米も

3年前のブログに石川好先生の記事を書いていました。残念ですね、秋田県は石川先生の提案を何もとらないまま去らせてしまいました。


■、コメの国秋田はコメを生かせ

①コメ作りは、日本の食料の基盤であると同時に文化である。
②文化が壊れることは、国民精神が喪失することと同意義。
③故に日本国はコメ作りを後々まで大切に守らなければならない。
④コメ本位制を国策として導入すべきである。
⑤コメどころ秋田県こそ、コメ本位制のモデル県として取り組むべきである。


■、コメをどう生かすか

各種現金支給をコメ支給とする
 ①生活保護家庭
 ②子ども手当
 ③高校生の授業料 等

生まれてくる子ども、そして育ちつつある子どもに対する支援の一部を現金でなくコメで支給する。
そのことによりコメ野消費を拡大する。
何よりも家庭でご飯中心の食事となれば、本来の一家団欒の食卓が取り戻せ、食育としても効果がある。

・・・・・・江戸時代は、日本は石高制をとっていた。コメは現金であり、税の役割を果たしていた・・・
 






2012年9月22日土曜日

◆横山大観「霊峰不二」に感動!

久しぶりに秋田市千秋美術館に行って来ました。大観に出会えました!!





1,横山大観「霊峰不二」

憧れの横山大観に出会えました。しかも「霊峰不二」!!
じっくりと観てきました。絵から気が発しています、たくさん頂いて来ました。


















2,大観と富士山

【引用:宇都宮美術館より】

大観の作品を約120点所蔵する足立美術館(島根県安来市)の安部則男(のりお)学芸課長(46)によると、この巨匠は約7千点を残した。そのうち富士山は約1500点あるという。「富士山といえば大観。日本人なら一番思い浮かぶ絵ではないでしょうか」  しかし、不思議な点もある。飛行機から見ているような俯瞰(ふかん)図だからだ。「大観は富士山にも登ったことはないし、上空からも見ていない」と安部学芸課長。写真などを参考に想像を駆使して描いたのだろう。
 「霊峰飛鶴」の翌年、画家自身が新聞でこう説明している。「富士を描くということは、つまり己を描くことである。己が貧しければ、そこに描かれた富士も貧しい。富士を描くには理想をもって描かなければならぬ」(「私の富士観」朝日新聞)。自画像を描くように、自分の心象を、この霊峰に仮託したともいえる。






3,ウッドワン美術館とはすごいのですね
この横山大観「霊峰不二」は「日本近代絵画の巨匠たち」展で見たのですが、その他きら星の如くの巨匠たちの絵です。あまりのビッグネームばかりでただただびっくりしてきました。日本画だけでも、橋本雅邦、富岡鉄斎、横山大観、川合玉堂、上村松園、前田青邨、奥村土牛などなど・・・・。
教科書で見たことありますよね!
岸田劉生です。





4,広島なんですね














わが秋田県の新しい美術館も、オールジャパンで人を呼べるようにしてほしいものですが・・・さてどうなるのでしょうか。
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2012年9月21日金曜日

◆秘境に染みこむオカリナとこだまする和太鼓

秋田県上小阿仁村八木沢で開かれた大地の芸術祭野閉幕イベントで!



1,森に染みこむオカリナ

動画でどうぞ!
http://youtu.be/Ba-04Nq42RE






2,森にこだまする和太鼓

動画でどうぞ!
http://youtu.be/LfeBdG44B00


3,「こだま」のお話

音は空気の振動で、耳で聞くことができるものを通常「音波」と読んでいるのだ。
耳で聞こえないほど高周波なものは「超音波」なんて言うよね。
波というと「~~」というイメージだけど、音波は縦波で、こういう波が来るわけではないのだ。
進行方向に対して出たり引いたりするので、空気の粗密が波として伝わって来るんだよね。
それが音の衝撃波のもとにもなっているし、耳の中の鼓膜はその縦波の震動でふるえて音を感知しているのだ。

で、防音・遮音するにはこの空気の縦波を反射したり、波の振幅自体を弱めればよいというわけ。
単純に跳ね返すのは「ヤッホー」のこだまの原理で、高速道路の遮音壁なんかがそうなのだ。
内側にまいたような形にすることで、外でなく中に音が跳ね返えるようになっているので、外側が静かになるのだ。
むかしはコンクリなどの思い素材で作っていたけど、最近は強化プラスチックの透明なものも見るよね。

2012年9月20日木曜日

◆海岸線の長さと文化

海岸線が長いか短いかで文化の差が出るという研究のお話。



1,文化の差

【生命文明の世紀へ・・・安田喜憲著より引用】
牧口常三郎博士は「人生地理学」で
「その国の文化の発達の程度は海岸線の長短と正比例する」。海岸線の長い国ほど文明が発達する。一直線の海岸より、リアス式海岸のように複雑に入り組んだ海岸を持つ国のほうが文明が発達しやすい。
















2,県別海岸線延長

東北地方だけを見ると青森、岩手、宮城がとび抜けています。秋田、山形は短いですね。




3,海岸線

秋田は海と接する区間は岩手、宮城と同じくらいですが、リアス式海岸かどうかで延長が違うのですね。





























4,最先端の地理学で実証されている

スエーデンの地理学者が、ユーラシア大陸における海岸文明の発祥地を海岸線の長さとの関係で図化している。地中海文明を誕生させたギリシャもまた、地中海世界に中で最も海岸線の長い国である。

秋田の文明・文化が発達しなかったのは、この海岸線のようにおっとり、ゆったりしたことによるのですね。大脳のシワの・ようなものですね。



2012年9月19日水曜日

◆空家はなぜ増えるか?

町内でも空家が増えています、空家問題について新聞特集から。



1,少子高齢化が主因

【秋田さきがけ】引用

①進む少子高齢化で親の家に住む必要がない。
  我が家でも田舎に住宅を残していました(過去形です)。住む必要はもちろん、別荘用にしましたが結局、別荘としては使いませんでした。(現在の秋田市の住宅が別荘の要件を兼ねていることから)















2,お金の問題

②更地にすると固定資産税が急増する。
 これが一番でしょう!! 我が家でも田舎の家を取壊したら、翌年の固定資産税を見てびっくりしました。いろいろな人に聞いたが、何年も経って雑木林にでもならない限り、地目変更もできないとのこと。(田舎のことだからこんな話が、都会ならない話です)

③解体費用の負担を嫌がる
 万が一崩壊して、他人に被害でも与えたらもっと大変になるのですが。今、解体するだけのお金が手元に無いからですね!



















3,条例で改善を求める

  いくら市からお願いされても、解体費用が無い、固定資産税が高くなる・・・のでは、なかなか進みませんね。

























4,解体費補助があっても?

 大仙市では解体費補助ができました。豪雪地帯ですから空き家倒壊が大きな社会問題となっているからです。
でもねー、解体費はありがたいのでしょうが、その後の固定資産税が高くなるのでは、おいそれとイエスとは言わないでしょう。
又、市のほうでも財政が破産寸前(どこも)でしょうから、固定資産税を安くとはいえないでしょうから。
 わが町内の空家問題も簡単には行きませんね!!







2012年9月18日火曜日

◆魔女のオカリナin上小阿仁・棚田

大地の芸術祭・上小阿仁村八木沢・の閉幕イベントで魔女のオカリナが棚田でありました!




1,棚田での演奏

柳沢集落の棚田での演奏!
本当の舞台は下にありますが、風向きもありましたが、棚田らしく演奏したいということで、田んぼの畦で急ごしらえの足場で演奏。風もあり大変だったようです。
左が芸術祭の作品・芝山昌也さんの彫刻作品です。

2,棚田全体

右下が舞台ですが、こんな上からです!
透き通って良く聞こえました。棚田の虫も共鳴して泣き出していました。




























3,大地の芸術祭とは

大地の芸術祭・閉幕イベントでした。













































4,八木沢とはこんな所

国道285号を上小阿仁村に下りてからすぐ、萩形ダムへの狭い県道を10km行ったところです。
地域おこし応援隊や、絶滅集落、などなどで注目を集めているところです。阿仁のマタギの里、根子集落から別れた秘境の地です。
プロジェクトの最終日でしたから、すべてが終わって地元のお年寄りがオープンで元気な笑顔がとても印象に残りました。





2012年9月17日月曜日

◆これぞ敬老会の効果!

秋田市寺内地区の敬老会に町内8人を引率して参加してきました・・・その効果!




1,地区敬老会

精鋭部隊の「北国の春」の替え歌「児桜の春」を歌っています。



2,効果

最近、車を止め免許証を返上した三浦さん、出かける機会がなく沈んだ顔をしていました。
でもどうですかこのお顔!!!
























3,昔の友人を見つけて

足が少し不自由ですが、昔の友人を見つけて出かけて行きました。
これを見た奥様「最近こんな明るい顔は見たことがなかった」と涙ぐんでいました!

























4,他の皆さんも

お手伝いの民生委員のFさんも参加、他の皆さんも明るい笑顔です。
こんな明るくなった敬老会・・・やはり大事なんですね!!