2011年1月15日土曜日

■今冬二回目の黒豆づくり

大好評でしたので再び黒豆をつくりました。まあ・・・おだてられればブタも気に上るの例です!

1、今朝完成しました

色も味も・・・結構うまくいきました。
魔女様もおいしいと言ってくれています。
一晩「寝かせて」完成したのです・・・この寝かせるが大事なのですね。
























2、丹波の黒豆です


前回はほかの豆でしたが、今回は魔女様が大奮発して、値段が2倍もする丹波の黒豆を買ってきてくれました。大きさも色も違いますね・・・ダイヤモンドみたいです!



3、活力釜で作ります

活力窯を活用します。40分でできました。
普通の料理方法では一日中煮ていることになります。





















4、料理は40分だが・・これから

活力釜の豆と、別の鍋のシロップを混ぜ合わせて完了(40分)・・・
でもないのです。
一晩寝かせるのです。これが肝心要です。
なぜ寝かせるのでしょうか(下に引用)




















新鮮なものばかりが良いとは限りません。「寝かせる」とおいしくなるものが多いことは
皆さんよーくご存じですよね。作った当日のカレーよりも翌朝のカレーの方がおいしい!
作った当日の煮物よりも翌日の煮物の方がおいしい!

今日は、寝かせるとおいしくなる秘密について探ってみましょう。

「冷めるときに味がしみる」というのは「煮物のコツ」としてご存じの方が多いのでは?
「30分間ずーっと煮っぱなし」よりも「20分間煮る→10分間冷ます→温め直す」方が味のしみ込んだおいしい煮物ができます。

これはなぜでしょう?実は、加熱している間は材料の旨味成分が煮汁に溶け出してしまっているのです。そして、火を止めて冷ましている間にこの旨味成分が調味料といっしょに再び材料の中に戻ってくるのです。

でも、加熱している間も浸透圧の原理で濃度が均一になる、要するに材料に味が染み込んでも良いはずなのに、溶け出してしまうのはなぜ?と思いますよね。

旨味成分には相乗効果があります。旨味の方程式は「1+1=2」ではないのです。「1+1=たくさん」になるのです。

どういうことかといいますと、「昆布だけのダシ」「かつお節だけダシ」よりも「昆布とかつお節の両方でとったダシ」の方が数十倍に旨味を感じるのです。

煮物のいろいろな材料から溶け出した煮汁は、相乗効果でよりおいしくなっています。なんといっても「1+1=たくさん」ですから。そのおいしくなった煮汁が冷めている間に材料に戻る。というわけで、「一旦冷やす」ってことは旨味の相乗効果も効いているんじゃないかなーと思うわけです。けんちん汁の美味しさもそれだった訳です。

煮物を作るとき、加熱し続けることはガス代がもったいないだけじゃないんです。ちなみに、冬の間はストーブの火で煮豆を煮ることを欠かさない私であります。もちろん、火事を出さないように、ストーブさえ点けるのも最小限の時間にしております。私は「地球にやさしい人」を自負しております。なにより実践の人ですからね。口だけじゃない人生です。

(料理だけでなく、すべてにおいて波動的な理論もありますが、これは又別途に)
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