2011年1月24日月曜日

■屋根雪の事故

秋田市も毎日降っていますので除雪していますが、県南から見ればままごと程度です!

1、雪おろし事故

毎日毎日、県内でたくさんの事故が報道されています。
(柴田先生お見舞い申し上げます)

























2、なぜ??????






















・なぜ、こんなに1月の降雪が続くのか、普通の年であれば、一続きの降雪期間を「一山」と呼びます。このサイクルが普通は一週間ぐらいなものですが、今回は長く長く1ケ月も続いているのです。
しかも、気温も低くなっています。
・気象中の予報ではこんなことは予報できなくています(最近全然予報が当たりませんね!)


3、屋根雪の重さはどれくらい

岩手の建築士さんからです


051222_0713~001.jpg
構造計算が注目されているが、
計算の元になるのが建物に作用する力です。
1固定荷重(建物自身の重さ)
2積載荷重(建物内に置く物の重さ)
3積雪荷重(積雪量によって決まる)
4風圧力(地域によって決まる)
5地震力(最近お馴染みのほうは、係数ですが)
などがあります。

建築基準法で決められている積雪の重さは、
積雪が1cmの場合1平方メートルあたり、
2kg以上と決められています。
(屋根勾配により緩和規定はありますけど。)

例えば、延べ面積40坪の2階の住宅で
屋根面積が20坪、積雪が30cmと仮定すると、
20坪=約66平方メートル
66平方メートルx2kgx30cm=3、960kg
約4トンの荷重が屋根全体に乗っかることになります。

多雪地域の場合、積雪が1mだと約13トンにもなります。
この状態で地震が来たら・・・・。
ですから、想定できる全ての荷重を入れて計算する訳です。
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4、雪の重さ







雪の重さは下の表のとおじゃ!!
ということは、今年の雪はどこでもまだ新雪で軽いのです(100~150kg)
まだ全然暖気がありませんので,しまっていません・・・これからなのです
  ・これから降らないで暖気となった場合・・・あっという間に溶けてしまいます。
   ・何度も「一山」が訪れるようであれば、重さが300kg以上になりますので、大変です。県南は特に雪下ろしが     重要となってきます。

なまえ
じょうたい
雪1立方メートル
の重さ
ふったばかりの雪
50~150キログラム
ふりつもって
やや固い雪
150~250キログラム
雪の重みで
固くしまった雪
250~500キログラム
氷つぶのように
ざらざらした雪
300~500キログラム
でも、もうすぐ2月です。陽も長くなってきましたがんばりましょう!!



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