2011年8月24日水曜日

■「足るを知る」人種と知らない人種

日本人は「足るを知る」という事が理解できますが・・・




1、足るを知る

ご存じ京都竜安寺の「吾れ唯だ足るを知る」です。
(引用)
このつくばいは、あまりにも有名なのでご存知の方も多いと思います。真ん中の水を入れる四角を共有すると上から時計回りに「吾唯足知(われ ただ たるを しる)」と読めます。文字通り読めば「私は満ち足りていることだけを知っている」という意味でしょうか。「吾唯足知」というのは、もともと禅問答のようですから、本来は一生かかっても悟る事ができないような、きっと難しい意味なのだと思いますが簡単に言ってしまえば「満足することを知っている者は貧しくても幸せであり、満足することを知らない者はたとえ金持ちでも不幸である。」ということかと思います。 この満足することを知るということは幸せに生きる為には、とても大切な事だと思います。














日本人ならよくわかります。また最近の経済情勢からもよく耳にします。

2、でも理解できない民族も

私が尊敬する、哲人:中村天風です。
(引用)
中村 天風(なかむら てんぷう 1876年7月20日生-1968年12月1日)という人は日本人初のヨーガの直伝者であり、天風会を創始し、心の想念の力( 心のかたち『 相 』 や『 念 』の力 )や身体の勢いが健康や運命を力強くするのにとても重要である ということを説いた方です。
「 良くも悪くも、心の想い( 観念、想念 )が人生を創る 」ということを力説し実践した。」
 
中村天風に惚れ込んで、アメリカに来るように三顧の礼をとった人物がいた。あのロックフェラーです。結局行かなかったのですが、その時中村天風「あなたのように世界中のお金を全部持っているようなお方には、もうお金はいらないのでしょうね!」と聞いた。ロクウフェラーが答えた「お金はいくらあっても困らないから、いくらでも欲しい!」

戦後すぐのことです、今は日本人にもそういう人もたくさんいますが・・・一般的日本人には「足るを知る」がよく理解できます。
日本人と欧米人では人種が違いますから、こんなに考えの違いがあるのでしょうね!!


3、日本人は

こう考える人が多くなりました!


人生を幸せに送るには、「足るを知る」こころが必要不可欠ではないか、と考えています。
お金持ちであっても、足るを知らず心が貧しければ、人生は幸せではないはずです。
まず「生命」が保障され、次に「生活」が成り立ち。、「さらに「経済」がよくなればそれでいいのですが。
















4、「足るを知らない」行きつくところ

足るを知らない人種は、ここまで行かないと収まらないのでしょうね。

(引用:藤原直哉さん)
米国では米国最大のバンカメの株価が大暴落していて、特にモーゲージ証券の発行を巡る不正事件で完全にお手上げの状態になりつつあります。さらに世界最大手の投資銀行であるゴールドマンサックスも相次ぐ訴訟に耐えかね、特に米司法省との訴訟に備えて大物弁護士を雇い入れる始末。前から述べているようにこういう状況で再び経営危機が両社で表面化した場合にはもはやそれを救援することは政治的にまったく不可能であり、70年代から始まった市場経済原理に基づく金融市場改革は結局全面的な金融システムの崩壊という形で最終決着がつかざるを得ないのではないでしょうか。





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