1、黄金分割とは
黄金分割は、自然や美術作品の形態美を規定している各種の比例の中で古来もっとも理想的とされ、その意味で特に黄金の名を冠せられてきた比例法である。
黄金比の起源は、遠くエジプトの古王国時代、あるいはもっと古くまでさかのぼりうるが、この比率が特に考古学者や、美学者達の間で学問的に重視されるようになったのは、特に古代文化への思慕がたかまり、その研究が盛んになった文芸復興以来の現象で、黄金の名を冠するようになったのは近世に入ってからのことである。
1920年アメリカのエール大学教授ジェイ・ハンビッジが「ダイナミック・シンメトリー」を発表した。その中で黄金比を動的均斉(ダイナミック・シンメトリー)と静的均斉(スタティック・シンメトリー)に分け「静的均斉は、自然の中では、ある種の結晶形、放散虫類、珪藻、花と種子に見られ、すぐれた美術品には、あらゆる時代を通じて、意識的に用いられていることを知った。これに対して動的均斉の方は、貝殻の成長及び植物の葉序等に顕著にあらわれている。美術においては、エジプトとギリシャの2民族だけがこの均斉を熟知していて、意匠の基礎とした。」と述べている。そして、彼は1924年に「パルテノン及びその他のギリシャ神殿におけるダイナミック・シンメトリー」を発表しパルテノン神殿を黄金分割をもって解析に成功した。
2、黄金分割フレームとは
図ー4が黄金分割フレームです。これは分かりやすく、利用価値があります!!
【引用】
3、黄金分割フレームをパソコンで作成
パソコンで黄金分割フレームを作成しました。(線が重なりすぎてブロック化が難しく、線が二本不足していますが、使用する時足してください。上下のヨコ線です)
任意に拡大縮小が自由ですので、黄金比を探すのに便利です。
使用方法:先にこの黄金分割フレームをワード上にもってくる(こー&ペースト)。
その後、解析したい写真をダウンロードして、同じくワード上にもってくる。
あとは、どちらも角度も大きさも自由自在ですから、いろいろ試してください。
ここと
ここです
4、パルテノン神殿の場合
これが最も単純な使い方でわかるものです。
今、佐竹義宣候が秋田に来たとき(1,603年)、秋田のまちづくりを行った時も、黄金分割を使用したのではないかと調べています。いろいろ出てきました・・・後でご報告。
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