刻字作品の土台を作ってもバランスが悪かった・・・三度目です!
1、人事を尽くして天命を待つ
十分に心も尽くして、やるだけやって見事に完成したつもりでした。どこかに贈ろうかと思っていましたが、土台がダメでした。
2、二度目の土台もダメでした
二度目の土台は、ヨコに補強したものでしたが・・・やはりダメでした。バランスが悪く、作品が前のめりに転倒してしまいました。この状態で他所に差し上げなくて良かったよ!
元はエンジニアだった私ですが、エンジニアが泣きますね・・・応用力学がわかっていなかった!!
でもいいのです!! 丸山敏雄先生が「万人幸福の栞」で言っています。
「最初に失敗すること、これは尊い月謝である。喜んでまた改めて取り掛かると、いつか大きい成功の栄冠にかがやく。しかし、どうしてもできぬ事がある。行くも帰るも、にっちもさっちも行かなくなる。その時である、古今独歩の妙手は、こうした無類の窮境に生まれる。東西無比の秘術はこの時生まれるのだと思って、何の未練も、予想も、後悔もなく、きれいさっぱりと捨ててしまう」
3、究極のアナログ工法
二度でダメなら三度と、新しい土台に取り組みました。手前が二度目までの土台、作業中が三度目のものです。大きさが違うでしょう!!
工法も、土台が大きいため電動工具が使えません、そこで究極のアナログ工法です。主導のドリルで一カ所づつ穴を空けていきます。結構早く穴が空くんですよ!!
4、三度目の完成
これなら十分な安定感があります。前のめりに転ぶことはありませんから大丈夫でしょう!!
作品は
「人事を尽くして天命を待つ」
やるべきことをすべてやって、後は天におまかせすることです。
丸山敏雄先生は
「運命を切り開くは己である。境遇をつくるのもまた自分である。己が一切である。努力がすべてである。やれば出来る。」
何度でも、出来るまで頑張りましょう・・・・。
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