宇宙天気ニュースによると、昨日(2011・8・5)から太陽の動きが激しくなっているようです!!
1、宇宙天気ニュースから
【引用】
2011/ 8/ 5 10:21 更新
太陽ではフレアの発生に注意が必要です。これから明日にかけて、CMEによる太陽風の乱れが次々到来しそうです。
担当 篠原
昨日の昼、4日12時半(世界時4日3時半)に、
1261黒点群でM9.3のかなり大きな中規模フレアが発生しました。
昨日の2回目のニュースに加えて、このフレアに関連する動画を紹介します。
GOES衛星のX線カメラでは、フレアの前後で明るく光る場所の形が変化しています。
SDO衛星AIA193、304は、今日は部分拡大の動画です。
コロナの噴き上がりが良く見えています。
SOHO、STEREO Aheadは昨日とほぼ同じですが、
このCMEに続いて、もうひとつ別のCMEが発生しています。
STEREO Aheadを見ると、こちらは太陽の反対側の現象です。
1261黒点群、1263黒点群は、次第に太陽の西端に近づいています。
どちらの黒点も、大きな姿を保っていて、引き続きフレアの発生に注意が必要です。
今後、2日午後のM1.2フレアによるCMEの影響、
そして、3日夜のM6.0、4日昼のM9.3のフレアによるCMEの影響と、
今日から明日にかけて太陽風の乱れ、
そして、磁気圏活動の強まりに注目してください。
2、用語解説
フレア (Flare):磁場の歪として蓄えられていたエネルギーが、磁場の再結合(リコネクション)により開放される現象
CME (Coronal Mass Ejection):コロナグラフによって観測されるコロナ中の擾乱現象。フィラメント消失に伴って起こることが多く。地磁気擾乱を起こす原因のひとつと考えられている
太陽風 (Solar wind):太陽から吹き出されるプラズマの流れ
磁気圏 (Magantosphere):磁場を持った地球などの惑星周辺に形成される
3、CMEの様子
同じく宇宙天気ニュースより
4、磁気圏活動とは
【WIKI引用】
磁気嵐の主相時は激しいオーロラ嵐も一緒に発生する場合が多く、その場合、特に高緯度地域ではその効果による激しい磁場の変化も観測される。このような磁場変化は地上の送電線などに誘導電流を作るので、まれに高緯度地域の人々の生活にも影響を及ぼすこともある。例えば1989年3月、太陽フレアによる強い磁気嵐が起きた際には激しいオーロラ嵐による磁場の変動が原因となってカナダの送電システムが障害を起こし長時間の停電が発生した。
その他、磁気嵐が発生すると人工衛星の電子精密機器の故障、無線通信の障害などの悪影響が出る場合がある。これらを未然に防ぐため近年、磁気嵐を予測する宇宙天気予報の研究が進められている。
さて、 どうなるでしょうか?
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