2011年5月19日木曜日

■世の中(経済情勢)はどうなるのか?

藤原直哉さんの今と今後の経済の流れをおしらせします!





1、今はどうなのか

「考ガエル君」は一人で考えていても分かりません。経済アナリスト藤原直哉さんから聞きました。














【引用】
世の中全体を見ると震災による景気の悪化が広がっています。もちろん一部に震災特需はありますし、震災直後の人々の極端な出控えは解消されてきましたが、4月の消費マインドは過去最大の悪化ですし、今四半期も部品材料等の欠乏による生産の停滞によって経済成長はマイナスになると考えられます。

2、いつまでも寝ていていいかしら


【引用】
とりあえず5月頃までは震災前の在庫でやりくりできていたところも震災による工場の停止などでいよいよ部品材料の不足が深刻になり始めるのがこれからの時期であり、本当に皆さんよく情報交換をして業界内外の情勢をしっかり把握し、機動的に行動してください。

建設関係は復興需要を当てにしていますが、津波の被災地などではどこに街を再建するかもまだ決まっていないところがほとんどで、復興需要の立ち上がりは緩やかなものだと思います。



いつも寝て考える「寝ガエル君」ですが、いつまでも寝ている訳にはいかないようです。







3、そうだ!寝ている場合ではないぞ!



「森の3ガエル」を見つめる「森の親分」















【引用】
それよりむしろ世界的に資源価格が上がり、部品材料が揃わない、値上がりするという悪影響の方が当面は強いのではないでしょうか。以前から述べているようにこの2年ぐらいは日本全国が経済的には被災地になったような状況だと理解して、無理をせずに頼れる支援はしっかり活用し、今後どこでどんな仕事をしていくことが望ましいか、経営の根本をよく考えてください。

さらに浜岡原発も止まりましたし、全国で相次いで原発が点検による停止に入っていきますので、これから1年で全国が電力不足の状況になっていきます。それを代替エネルギーでどこまでカバーできるのか、あるいは節電でどこまでカバーできるのかはやってみるまでわからないのです。

さらに、被災地は誰も助けてくれずに放置されたまま、という状況が広がっていて、来月には震災から3カ月になります・・・・。


4、でもなんとかなるよ!

「希望ガエル君」が言っています!!














【引用】
同時に震災を契機に一気にリーダーシップの構造が現場重視のヨコ型に変わりました。被災地では国や県の影がどんどん薄くなる一方、現場の基礎自治体の存在感が大きくクローズアップされ、市町村長の訴えを官房副長官が神妙な面持ちでノートに取るというように、とにかく現場がうまくいくように県や国はいかにサポートするかという流れがどんどん強くなっています。これは全国的な動きになっていきますので、全国の基礎自治体も自分たちの故郷は自分たちで守り経営するという積極的な発想と行動が何よりも大切になったと思います。

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