2011年4月19日火曜日

■ゼオライトが日本を救う

秋田県にはゼオライトと珪藻土という地球を救うべく素材が産出されます。今日はゼオライトと放射能!!




1、福島原発事故にゼオライト使用

海の漏れた水に含まれる放射性物質を吸着させるため、沈められたゼオライトという鉱物を入れた袋。

























2、ゼオライトをチェルノブイリ原発事故では大量に散布



市場に流通する野菜や食糧は政府の指示により暫定規制値を超えた場合、自治体へ勧告されますので、店で売っているものならばとりあえずは安全です。むしろ今一番気をつけなければならないのが家庭菜園です。自分で栽培している安全なつもりの野菜がじつは一番危険だった、ということにもなりかねません。
土壌から放射性物質を取り込まないようにするには、事前にゼオライトを土壌に散布あるいは混入していくのが有効です。ゼオライトは放射性物質をイオン交換でゼオライト自体に取り込み、無害にします。吸着性が強力なので、野菜など作物に取り込まれる前に吸着してくれます。チェルノブイリ原発事故でも放射性物質吸着目的で大量に散布されたのがゼオライトです。
水道水にも放射性物質が検出されていますが、この場合水道水をゼオライトでろ過することで放射性物質をろ除去することが可能です。使用済みのゼオライトは放射性物質を含みますので、袋などに包んで捨てるなど適切に処理してください。




3、ゼオライトとは何か



ゼオライト(zeolite)とは結晶中に微細孔を持つアルミノ珪酸塩の総称です。内部に水分子を持ち、加熱するとその水が沸騰して泡を吹くので別名「沸石」と呼ばれています。内部に微細孔を持つ性質を利用し、分子ふるい、イオン交換材、触媒、吸着材として多く利用されています。1979年に制定された地力増進法では保肥力を改善する土壌改良資材としてゼオライトが指定され、ゴルフ場や競技場などでは欠かせないの緑化用資材・土壌改良資材となっています。

この製品は秋田県二ツ井町で発掘されたもので、安全で高純度・高品質な国産モルデナイト系ゼオライトです。ゼオライトを選ぶ際のポイントは塩基置換容量=C.E.Cです。この値が高いほど土壌改善能力が高いのですが、秋田県のゼオライトは国内でも最高部類に属する高い塩基置換容量(C.E.C)を誇っています。

ゼオライトの特長と効果


  1. 土壌の塩基置換容量(CEC)を高めます
  2. 保肥力と保水力効果を増大します
  3. 通気性と透水性が良好となります
  4. 吸収力、吸着力、緩衝力が優れています
  5. 土壌中に発生する悪性ガスを吸着します
  6. 放射性物質の吸着とイオン交換による無害化
  7. 肥料の濃度障害や農薬の薬害を緩和します
  8. 硬質のため、踏圧による崩壊はありません

4、秋田県 白神山地の麓で産出

秋田県・二ツ井町の景勝地『きみまち阪』の岩石は、天然ゼオライトといい別名・沸
石(ふっせき)とも呼ばれ
一億分の1cmという、スポンジ状の小さな穴を持つ鉱石です。
二ツ井地区のゼオライトは、国内屈指の埋蔵量と品質を誇り『きみまち阪』を中心とし
て、南北に20km、
東西に8kmにわたって分布し、この石を切り出した地区として「切石」「揚石」といった
地名も残っております。
昔は、切り出したゼオライトを土蔵・住宅などの基礎石に使い、柱・土台などを守って
きました。
この二ツ井産ゼオライトを地場産業の振興と、有効利用の研究に取り組んだのが
  






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