2009年3月8日日曜日

■ほんもの人間・川口博の研究(13)

3月12日
ほんもの人間の定義にしたがい、小坂町長川口博の事例研究です。

定義【(10)西洋的 か 東洋的か 】

1、西洋医学と東洋医学(医学の面からみていきます)
(引用です)
日本の学術的医学界はオランダを学んだ西洋医学で発達してきました。西洋医学の治療方法は、大きな病院にかかればよくわかるとおり、検査で病気の原因をまずさぐり、その原因を取り除くことによって病気を治すものです。

これに対し、東洋医学では原因を取り除くことよりも元々備わっている健康状態のバランスを重要視します。そもそも東洋医学では「自然と人間のバランスがとれている状態」を健康状態と定義します。

このバランスが崩れてしまうと「病気」になります。それを直すには、バランスをもとに戻し均衡を保てば良いということになります。そのバランスを治すのに役立つのが、つぼ療法や漢方薬、気功、太極拳なのです。

中国の古い書物に傷寒論(漢方医学の基礎)というものがあります。この中に「中医にかかりたるは、かからざるに等し」の一文があります。

中医とは病気をただ単に治す医者のことを言います。そういう医者にかかっても、かからなかったのに等しい、と説いているのです。かかるなら上医でなければならない。上医とは病気を未然に防いでくれる医者のことをいいます。当然「下医」という言葉もあります。これなどはむしろ寿命を縮める医者といえましょう。俗にいう藪医者のことです。

こうしてみると西洋医学でいう医者とは東洋医学の「中医」であることがわかります。西洋医学とて目指すは上医であることに間違いはありません。ということで、最近では西洋医学も東洋医学を取り入れ、予防と自然治癒力を回復することに重点を置き始めているようです。


2、専門分科か全人統合か
上記のように西洋医学はますます分科し専門的になっています。一方わが調和道丹田呼吸法の会長であった帯津良一先生は西洋医学から東洋医学も研究し、さらには全人的な医療・ホリステイック医療に取り組んでおられます。そして大きな成果をあげております。五木寛之さんとの対談「健康問答」で明快なお答えをしております。西洋医学も踏まえ、東洋医学も手のものとし、さらには両者を止揚し、全人的な医療を求めておられます。


3、川口博小坂町長さんさんも全人的
川口さんは先端科学のお話も取り入れます、都市鉱山などのリサイクル産業の振興です。
また、十和田湖など含む、エコミュージアム等の全人的な能力が求められる文化行政も推進しており、ます。
これこそほんもの人間です。
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