2012年5月31日木曜日

◆天水桶「レインセラー」

改築に併せ、現代の天水桶である「レインセラー」を設置しました。



1,レインセラー設置しました!

雨といから雨水を集めて貯めるレインセラー。ガーデニングを楽しむ人たちに、自然の恵み
である雨をもっと有効に使って頂ける商品です。
従来の製品とは違い、住宅スタイルを問わず美しくなじむお洒落なデザインで、フタの上に
お気に入りのグッズや鉢植えを飾られます。
本体は光の透過を防ぐ材料を使用し、藻の発生を抑制。さらに本体上部のふたが取外し
可能なので本体内部も手軽にお掃除できます。レインセラーで身近な事から小さなエコを始め
ませんか? 

ロハスの一貫で設置しました。200㍑です。




















2,天水桶とは


「雨水」を溜めて使うということは、実はとっても意義のあることなのです。
  1. 夏場は特に水道代が跳ね上がりますが、天水桶を設置することで「水道代の節約」になります。上水代が減ると下水代もダブルで節約することになります。
  2. いざと言うときに!・・・災害等で給水がストップしたら「天水桶」の水が使えます。飲料にしなくてもトイレにはOKです。
  3. 下水の負担が減ります。大雨や集中豪雨になると、アスファルトやコンクリートで覆われた都市は雨水の逃げ場が下水しかないため、雨水が一挙に下水に流れ下水がパンクしてしまいます。「都市型洪水」といわれる現象で人災とも言われています。天水桶が増えていくと、下水の負担が減って「都市型洪水」も回避できるかもしれません。
  4. 浄水施設の負担も減ります。水の使用が減れば、ダム等の負担が軽くなり「水不足」の緩和にも結びつきます。




















3,下町の天水桶


天水桶
「天水は雨水のことで
昔、水は貴重なものでした
雨水も無駄にさせることなく桶に溜め
防火用として備えた
夏の日照りには山水に利用しました
夕だちや大雨の水も無駄にながすことを
しなかったのは昔の人に知恵でした。
昔の人のすばらしい知恵を借りて
私達も水を溜めて
大水の被害を少しでも軽くすることに
努力してみましょう。」


宗岡中学 天水かっぱ 
玄関前にいます。






















4,トイレにも利用


先進者のブログです・・・まだまだできる事があります!
ww.edo-style.com/c9-22.html
喜多見の江戸スタイルの家では、雨水をトイレの流し水に利用するだけではなく、緑化の塀『緑のカーテン』と組み合わせて夏のクーリングにも利用しています。2tのタンクに雨水を貯めて、夏の暑い日に屋根に散水して気化熱により屋根面の温度を下げます。さらに西側の壁面に設置した高さ4mのネットに植物を這わせて緑化塀をつくり、その塀の上部から雨水を散水します。そして下部の涼しくなった空気を吸気専用の換気扇で室内に取り込んで、住まい全体のクーリングに利用しているのです。散水した雨水の70%くらいは雨樋で回収して再び貯水タンクに戻して循環します。














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