1,補修の完成
作品「ありがとう」です。割れたところを補修して出来上がりました。
秋田組合総合病院にお届けしました。
秋田組合総合病院の1F エレベーター乗り場前の素晴らしい場所です。
3,割れが見えなくなりました
割れた原因は2つありました。
一つは、使用材料が天然秋田杉の根の部分です、ご覧のように木目がネジ曲がっていますから、内部応力があちこちに分散しています。また薄いから合板に貼り付けていますから、2つの応力の違いから来るもの。
二つには、大きな病院ですから、冬場の暖房が温風ですから、割れやすい条件となっています。
補修は千切りというチョウチョウ三みたいな楔で行いました。黒いチョウチョウが5ケ、白いチョウチョウが4ケ・・・白はよくミないとわからないでしょう!
4,「気」が入って作品
補修するにも、二週間、毎日毎日何らかの手入れをしています。ただの木の板が作品になるには
作者の「手=気」が染みこんでいくことで工芸作品となります。
したがって、作者の「気」がどこまで高まっているかによることになります。
私も、まだまだ足りませんが。
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