2012年2月19日日曜日

■なぜ今「蟹工船」なのでしょう?

わが秋田の小林多喜二の「蟹工船」がブームだそうです!なぜか?




1,蟹工船
秋田さきがけ新報に掲載された北条常久氏の「蟹工船と経済危機」です。
外国でも出版され詠まれているようです。記事の左がいたりあ、右が韓国。
なぜ今小林多喜二なのか?韓国の梁喜辰氏は
「88万ウオン世代、ワーキングプア、もしかしたら、この現実が蟹工船じゃないのか?30万人の日本人読者が再発見した話題の小説」


























2,小林多喜二と「蟹工船」
【引用】
翌年、26歳の彼はオホーツク海で家畜の様にこき使われる労働者の実態を告発した『蟹工船』を発表する。蟹工船は過酷な労働環境に憤ってストライキを決行した人々が、虐げられた自分たちを解放しに来てくれたと思った帝国海軍により逆に連行されるという筋で、この作品で彼は大財閥と帝国軍隊の癒着を強烈に告発した。
登場人物に名前がなく、群集そのものを主人公にした抵抗の物語は、ひろく一般の文壇からも認められ、読売の紙上では“1929年度上半期の最大傑作”として多くの文芸家から推された。

しかし天皇を頂点とする帝国軍隊を批判したことが不敬罪に問われ、『蟹工船』は『3月15日』と共に発禁処分を受けてしまった。また、銀行からは解雇通知を受け取ることになる。
多喜二は腹をくくった。
ペンで徹底抗戦するために名前を変え、身分を隠して各地を“転戦”する人生を選択した。

そして運命の1933年2月20日。
非合法組織の同志と会うために都内の路上にいた所を、スパイの通報によって逮捕される。この時、逃げようと走り出した多喜二に向かって、特高は「泥棒!」と叫び、周囲の人間が正義感から彼を取り押さえたという。同日夕方、転向(思想を変えること)をあくまでも拒否した彼は、特高警察の拷問によって虐殺された。





















3,再び「蟹工船」の時代
【wikiより】
国民一人一人に重複しない番号を付与し、それぞれの個人情報をこれに帰属させることで国民全体の個人情報管理の効率化を図る。氏名、本籍住所性別生年月日を中心的な情報とし、その他の管理対象となる個人情報としては、社会保障制度納付、納税、各種免許、犯罪前科、金融口座、親族関係などがあげられる。多くの情報を本制度によって管理すればそれだけ行政遂行コストが下がり、国民にとっても自己の情報を確認や訂正がしやすいメリットがある。
政府による国民の個人情報の管理が容易となる反面、官僚の窃用や、不法に情報を入手した者による情報流出の可能性が懸念される。

今は、日本国民が奴隷と同じようなものです、更にこんなものが着々進行中なんです!!


4,心配ないさ!!
【引用】
日本の政治は既に野田首相が棒立ち状態のようで、このままでは何も決まらず、春には解散総選挙となる可能性が高くなってきた。

政界も財界もすべてがメルトダウンで解体だから、何も決まらないままだようですから、安心して(??)見ていましょう(安心できる経済情勢になるわけはありませんが)。


その後ですよ、

(明日から三日間旅に出ますからお休みします)




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