2012年1月22日日曜日

■大寒の坐禅会

大寒です!ただでさえ寒いのに、お寺は更に寒いのですが例会です。

1,秋田市寺町大悲寺
冬の大悲寺です。「本日座禅会」が雪の中に立てかけてあります。雪の山で駐車場スペースがほとんどなくなっています。
108年も坐禅会を開いている古いお寺です。




















2,坐禅会風景
秋田維摩会(ゆいまかい)の坐禅・1月例会です。本堂に坐っています。
20分づつ二回に分けて坐ります。
大寒ですから寒さがしみわたってきます・・・心頭滅却・・・でも、お寺は広く天井も高いので、やはり寒い!!




















3,呼吸法から入りました
坐禅を初めて20年になります。腹式呼吸法(調和道 丹田呼吸法)を行なっていましたが、その延長線上に坐禅がありました。
呼吸法は、肉体の健康のため、人間として腹を作るため=丹田を鍛えるためとして始めました。
坐禅は、呼吸法のうち、長い呼吸が坐禅と同じでしたので、心の健康のため、人生とは何かを考えるため入門シました。
















4,五感のカベ
【引用】

私達の感覚器官は、実にごまかされやすいようにできています。特に見ることに関しては、手放しなのです。このような体験はありませんか?。
隣の列車が前進しているのを見て、自分の乗っている列車がバックしていると錯覚したことが?・・・。また、同じスピードで動いている列車を見て、自分の乗っている列車が止まっていると錯覚したことが?・・・。この世の動きもこれと良く似ていて、周りの物と自分とが同じ時間(スピード)で動いているために、本当にその物があるような錯覚に陥ってしまうのです。
空気を冷やせば水になり、水を凍らせれば氷になることは、誰でも頭では解っています。でも私達は、本当に氷を空気だと思っているでしょうか?。本当にあるのは空気で、氷は一時の存在です。ということは、氷は実在しないことになります。しかし私達は、本当に有ると誤解しているのです。
坐禅でこのカベを壊すことが最大の狙いですが、なかなか突き抜けれないカベです。









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