1,シーレーンとは何か
日本の生命線・・・南西航路帯がオイルシーレーン
シーレーンとは海の関所のようなものです。
石油が日本にはいって来るためには大きく
3箇所の関所を通らなければなりません。
ペルシャ湾に通じる海峡がホルムズ海峡
2,ホルムズ海峡
その最初の関所であるホルムズ海峡を、今イランが封鎖を警告し始めたわけです。
日本が輸入する原油の8割がこの海峡を通過しているので、もしこの海峡が封鎖された場合、日本の経済活動にとっても軍事活動にとっても息の根を止められる事を意味します。
3,5時間止まった!!
イラン強気 海峡で緊張高まる
1月12日 19時12分
欧米諸国がイランからの原油の禁輸など、さらなる制裁の強化に動くなか、イラン海軍は、ホルムズ海峡を含む海域で先月24日から10日間にわたって最大規模の軍事演習を行いました。イランのラヒミ副大統領は、演習が続くなか、「イランの原油輸出に対する制裁が科されれば、原油は一滴たりともホルムズ海峡を通過できなくなる」とホルムズ海峡を封鎖すると警告。欧米側を強くけん制しました。軍事演習を指揮するイラン海軍の司令官も「イラン軍が海峡を封鎖することは、コップの水を飲むよりたやすいことだ」と強気の姿勢を示しました。
4,ホルムズ封鎖なら原油価格暴騰も 世界経済に新たなリスク
2012.1.12 21:20 (1/3ページ)
12日の日米財務相会談で日本がイラン産原油の段階的削減を表明したが、大手石油元売り会社や商社はすでに昨年からサウジアラビアなどに代替調達を打診しており、供給量は十分に確保できる見通しだ。だが、削減分の穴埋めで需給が逼迫(ひっぱく)し原油相場が上昇する可能性は否定できない。イランが対抗措置としてホルムズ海峡を封鎖する事態となれば、中東情勢が緊迫化し一気に暴騰しかねず、日本を含む世界経済に深刻な打撃を与えるのは必至だ。
政府が米国の要請を受け入れ、輸入削減を決めたのは、米国のイラン制裁強化に基づきメガバンクなどの邦銀が米国で事業停止に追い込まれると、金融システムや経済に重大な影響が及ぶためだ。
イラン産原油はかつて日本の原油輸入量の3割超を占めていたが、現在は1割を切っている。昭和シェル石油は原油処理量の2割弱をイラン産原油に頼るが、新井純社長は「イランの問題は今に始まったことではない。慌ててはいない」とし影響は軽微と強調する。
実際、元売り各社はイランの核開発問題が表面化して以降、対応策を検討。昨秋、米国で制裁強化の動きが表面化した後には、サウジなどに水面下で輸入拡大を打診した。
政府が米国の要請を受け入れ、輸入削減を決めたのは、米国のイラン制裁強化に基づきメガバンクなどの邦銀が米国で事業停止に追い込まれると、金融システムや経済に重大な影響が及ぶためだ。
イラン産原油はかつて日本の原油輸入量の3割超を占めていたが、現在は1割を切っている。昭和シェル石油は原油処理量の2割弱をイラン産原油に頼るが、新井純社長は「イランの問題は今に始まったことではない。慌ててはいない」とし影響は軽微と強調する。
実際、元売り各社はイランの核開発問題が表面化して以降、対応策を検討。昨秋、米国で制裁強化の動きが表面化した後には、サウジなどに水面下で輸入拡大を打診した。
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