1,「どじょう」は何やってるんだ!
TPP交渉参加国に協議団派遣へ
1月14日 4時18分2,心配ですね「TPP亡国論」
TPP参加の「メリット」がウソであるのに加え、「デメリット」も存在する。まず、関税撤廃による輸入価格の低下や国際的な価格競争に巻き込まれることによって、現下の「デフレ」が一層進行してしまう。そしてすでに関税率が十分低いのにさらに「開国します」などと宣言すれば、非関税障壁も撤廃せよといった様々な外圧を受けかねないし、今後のWTO交渉や個別FTA・EPA交渉でも例外規定を主張するのが難しくなり、交渉の自由度が減ってしまう。TPPそのものにも、日本の味方になりそうな参加国がない。要するに、交渉戦略上めちゃくちゃ「損」な枠組みなのである。
著者は基本的に、経常収支の極端な赤字国と黒字国が存在し続ける「グローバルインバランス」は経済危機のリスクを高めるので是正すべきだと考えていて、アメリカが輸出を促進するのは当然だし、日本は内需を拡大して輸入を増やして国際経済に貢献すべきだという。
ただし、輸入を増やすべきだからといって、今TPPに参加して自由化すればいいかというとそうではない。著者が望ましいとする順序は、「保護主義+財政出動による内需拡大」→「デフレ脱却・経済成長」→「輸入拡大・経常収支黒字削減」→「世界経済の安定に貢献」というものだ。歴史的にも、自由貿易が経済を成長させるのではなく、保護主義による内需拡大・経済成長が輸入をむしろ増加させるというパターンが多い。
要するに、TPPに断固反対するからといってそれが「鎖国」主義を意味するのではない。本書で述べられているのは、そもそも「開国か?鎖国か?」などという二分法がおかしいのであって、開き方と閉じ方を常に調整して、国益の確保と世界経済への貢献のために多くの選択肢を確保しておこうという程度の穏当な見解だ。「平成の開国」「世界の孤児になる」といった意味不明のスローガンを叫んで、出来合いの、自分たちに不利な枠組みに乗っかろうという民主党の安易すぎるプランを、受け入れるわけにはいかないのである。
3,今までの体制が融けてなくなる
【引用】
世界中がこんな状態となります
- 20世紀に権勢を誇った大きな国家、大きな会社、大きな組織が割れて溶ける
- 日本も政治は四分五裂で何も決まらない。大企業もフラフラ、国民はカンカンに怒りだす
- 中東、北朝鮮、ベネズエラなどで戦争が始まる可能性が大きい。また米国、中国、欧州でも国家やEUの内乱、分裂危機
- 結局世界大恐慌によって産業恐慌、生活恐慌となり、世界中で倒産と失業が続発する。生産流通途絶で食糧、エネルギーの調達に困難が生じることもありうる
4,来年になればもう「TPP」なんて忘れている
TPP(環太平洋経済連携協定)という自由貿易は、世界が今まで平和な時代の延長線上にあるものです。今や、世界中が自由貿易など夢の夢・・・自分の国が食べていくだけで精一杯。
来年になれば「TPP」などということばがあったということさえ忘れているようです。
(経済アナリスト 藤原直哉氏)
また、鎖国時代となるのでしょうか!
来年になれば「TPP」などということばがあったということさえ忘れているようです。
(経済アナリスト 藤原直哉氏)
また、鎖国時代となるのでしょうか!
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