2010年11月4日木曜日

■千家生花と村井家元の受賞



県総合いけばな展は毎年見ています。展示会を見に行く日に、村井家元の地域文化功労章の受賞が報道されました。

1、尊敬する村井家元の受賞
2010・11・3の秋田さきがけ新報さんの報道です。
村井家元さんおめでとうございます。





















2、千家生花 村井家元の「秋田ふき」
これが家元の作品です。秋田フキを回転する渦巻きの気を、天と地の間をつなぐ。
秋田フキを夏に、三日間も立てる!! 
秋田でこれほどのお方がいることに感謝しましょう。


生け花を日本の古代文化の面から解説している知られざる古代日本から引用します。

いけばなは室町時代に成立したといわれ、当初は「立て花」とよばれていた。のち「立花(りっか)となり、江戸時代には「なげ入れ花」「生花」となり、戦後「いけばな」となった。

神道には「神籬(ひもろぎ)」という言葉がある。庭や室内に置き、その上に榊を立て麻などの幣を付け、神の降り立つ依り代と見立てたものである。
興味深いのは立花の図を見ていくと、主体は花よりも松などの樹木であることがわかることだ。「真」という中心の一番」高い木をまっすぐに立てること、また立花はまっすぐ立っている姿勢が立花の生命であることから「いける」といわずに「たてる」ということなどを考え合わせると、立花のルールを、神道における神の依り代としての榊とすべきであると思う。
立花の根源的な目的は神の依り代であり、伝統の再生であると推測される。さらには天と地を結び、宇宙的なエネルギーを循環させる宇宙樹的な要素を持つといえよう。立花を立てることによって、室内の気を整え、神の息吹を循環させるのである。


3、村井雅豊師範の新しい試み

これが千家生花の基本形だようです。
村井雅豊師範とそのグループが団体で立てたお花です。
すばらしい調和がとれて、気の流れが感じられます。




















4、村井さん
村井汀舟師範(家元の奥様)と村井雅豊師範です。
村井さん ごめんね 目つぶってる写真でした!

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