今から30年前、35歳の時、「論語読みに論語知らず」の言葉が心から離れず、論語の勉強が始まりました。現在「まごころ論語」としてブログ掲載中です。
1、論語読みの論語知らず
県の職員で土木技術者として一人前になった35歳、この言葉が頭から離れなくなりました。
一生懸命書店で「論語」の本を探しましたが、秋田ではなかなか見つかりませんでした。
2、やっと見つけました
探し回ってやっと見つけたのがこの本です。
諸橋轍次さんの「中国古典名言集(一) 論語・孝教」です。
論語単独本ではありませんでした。
ところが、この本が私のお気に入りでした。私の転機となりました。
3、故事ことわざ辞典
この本は「論語」の第一巻から順番に順次述べた本ではありませんでした。
「子曰く・・・・」がありません。古典名言集ですから、いきなり名言=ことわざがでてくるのです。
故事ことわざ辞典」とほぼ同じです。
論語には聞き覚えのあることわざがいっぱい載っていて、ことわざとして検索できるのです。
この時は職場が一時間半のバス通勤でしたので、これが毎日の愛読書でした。ことわざ程度ですので、どこから読んでもいいし、い眠りから覚めてどこから読んでもいいのです。短く、聞き覚えのあることわざが多いので読みやすいのです。
4、やっと理解できました
「論語読みの論語知らず」とは六四歳の今も本当は分かっていないかもしれません。
(引用)
孔子の論語は、いわゆる倫理学である。ひととしての道を解くもので、実践しなければ意味がない。論語を読んではいても実践しない、本当の意味でりかいしていないという意味になる。
64歳になった今、倫理法人会で「万人幸福の栞」を図解したりして深く勉強し他結果、この意味がようやく理解できるようになりました。
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