(1)教えの佛達
釈迦如来と舎利佛
仏教です、般若心経ですから、当然お釈迦様の教えです。
しかしながら、たいていの大乗仏典には「世尊」という言葉が出てきますが、
般若心経に出てくる仏たちは「観自在菩薩(観音様)」と「舎利佛(舎利子)」の二人です。
(wikiより)
釈迦弟子中において、智慧第一と称される。舎利弗と目連を特に二大弟子と呼ぶ。
『般若経』など大乗の経典では、小乗を代表する長老の仏弟子として登場することが多い。
観自在菩薩(観音様)
(wikiより)
般若心経は、たった262文字で表されている。その冒頭は『観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時・・・・』である。この冒頭の一行にものすごい意味が込められている。『観自在菩薩=観音様。一体何者か?』が、“波羅密多”という最高の修行を実行した』という意味である。
ここに観音菩薩が現れて、舎利子に向かって、そのように話している。
・・・・・この理解でいいのだろうか?
大乗仏教ができた紀元150年頃から「観世音菩薩」が信仰された。
したがってお釈迦様(当然舎利子も)が亡くなって、すでに500年位経っている。
お釈迦様はだから「観世音菩薩」を知らない。
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観音様が舎利子に向かって教えることは時間的にできません。
悟りを求めて精進する者、如来になる前段階の存在を指すようになった。
観音様は菩薩であり、悟りを求める修行中の身であります。
どうして舎利佛に向かって教えることが
できるものでしょうか。
般若心経は釈迦如来が説いたものである。
それを舎利佛が記述しておいた。
500年後
観自在菩薩が修行して悟り、迷いも苦難も乗り越えた。
そこで、舎利佛が記述し残していた教えで
観自在菩薩がありがたい
波羅蜜を説いた。
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