2012年10月10日水曜日

◆雇用こそ最大の課題!

町内の年齢構成をみると約40%の高齢化率です。ところが定年後の人で仕事をしていない人が非常に少ないのです。反面、若者が仕事が無い・・・

1,定年後の2013問題
【引用】
ご存知のように国の年金財政は相当に最近、「2013年問題」の話をよく聞きます。
サラリーマン年金の受給開始年齢が生まれた年によって60歳から65歳へ段階的に引き上げられているのは、ご存知の方も多いと思います。
60歳から支給される年金定額部分報酬比例部分に分かれており、定額部分については既に65歳まで引き上げられているのですが、残る報酬比例部分についても今後引き上げられ、最終的に年金を受け取れるのは65歳からになります。
そして、60歳で年金を受け取ることができない最初の世代(※生年月日が昭和28年4月2日以降の人)が初めて60歳を迎えるのが2013年というわけです。
厳しい状況にあり、その為厚労省年金の受給開始年齢を60歳から65歳へ引き上げる対策を進めてきました。それに対応するにように企業が義務付けられたのが、65歳までの「高年齢者雇用確保措置」です。
それまでほとんどの企業では60歳定年が運用されてきましたが、
①定年年齢の引き上げ
②継続雇用制度の導入
③定年の定めの廃止のいずれかの対応が求められました。
早い話、国は「65歳になるまでは面倒見れないから企業のほうで面倒みてやってくれ。」と言ってきたわけです。
多くの企業は65歳を最高年齢とする雇用制度を導入することで対応しました。
ところが、2013年問題を見据えた厚労省の企業に対する要求はさらに大きくなります。
現在、定年後再雇用制度は労使の合意によって対象者の選定基準を設け、対象者を実質絞っていますが、厚労省は今後希望者全員を継続雇用させることを検討しているようです。

将来的に年金の受給開始年齢は67~68歳を経て70歳になるとも言われています。そうなれば「高年齢者雇用確保措置」も70歳まで引き上げられるのでしょうか。あるいは定年年齢が65歳まで引き上げられる可能性も考えられます。いずれにしても企業の人件費負担は増える一方です。
そしてこれらは何をもたらすのか。
これまで退職していた人たちが継続雇用されたときに企業がとる行動は何か。

解雇給与引下げは当然簡単にはできません。最も簡単なのは、新たに人を採用しないことです。1番影響を受けるのは新卒採用ではないでしょうか。
ただでさえ就職氷河期と言われている若者の雇用機会がさらに圧迫されることは容易に想像できます。


2,定年後の低賃金

 定年後も低賃金でしばる 高齢者雇用はインチキ

 政府が「年金制度の危機」をさけび、年金支給年齢を六〇歳から六五歳にひきあげたことで、貧困化ともかかわって、六〇歳で定年になっても低賃金にあまんじてはたらかざるをえない労働者がふえている。こうした政府と独占資本が一体となったやり口に富山県内でも、労働者は怒りの声をあげるとともに、政治的視野をひろげている。


3,雇用の確保

そしてこれらは何をもたらすのか。

これまで退職していた人たちが継続雇用されたときに企業がとる行動は何か。


解雇給与引下げは当然簡単にはできません。最も簡単なのは、新たに人を採用しないことです。1番影響を受けるのは新卒採用ではないでしょうか。

ただでさえ就職氷河期と言われている若者の雇用機会がさらに圧迫されることは容易に想像できます。


4,雇用確保の実例
政治の最大の目的は国民の衣食住を確保することです。
そのためには完全雇用が必要なのです。
釧路市の実例は示唆に富むものです。


0 件のコメント: