2010年8月15日日曜日

■お盆は「修証義」












今年も無事に、お盆にご先祖様をお迎えすることが出来ました!!

1、盆飾り




















2、日課
お盆の期間は、一日四回家族全員で拝みます。
普段毎朝行っている、般若心経を含む一連のお経の他に、お盆は「修証義」を読みます。
坐禅は臨済宗をやっていますが、我が家は曹洞宗です。従って道元の修証義です。




3、修証義とは


修証義(しゅしょうぎ)とは、曹洞宗の開祖・道元の著作である『正法眼蔵』から、特に在家への布教を念頭におき、重要な点を抜粋し全五章三十一節にまとめたもの。修は修行のこと、は悟りのことで、この二義についての(ことわり)をまとめた物である。
東洋大学の学長で、僧籍にあったこともある大内青巒(せいらん)が、明治以降の新時代の風潮に応じた在家への新しい布教を念頭におき、明治中ごろに作成したもの。
正法眼蔵は基本的に僧を対象にしており、出家主義である(後期の十二巻本は顕著)。しかし、在家では禅の修業は実質困難であるので、在家で実践できる受戒などを重視して纏め上げている。






















4、なんとかしてください、和尚さんたち!!
明治の中頃に作成したこの文章は、毎年毎年読んでも意味がよくわかりません。
確かに、ネットを引けば、現代語訳がたくさん出ていますが、でもそれを読むのではありません。
やはり上記の原文を読むことになります。

どうか曹洞宗のみなさま、この修証義を現代語に訳して、もちろん格調高く、お経として読めるように
してはいただけないものでしょうか。
巷には、「お墓はいらない」など、仏教が瀬戸際になっているように感じられます。今こそルネッサンスではないでしょうか。
これを読めば「仏教の真髄はすべてわかる」、仏教はこれだけでいい!!
というものが出来ないものでしょうか!!

よろしくお願いします。

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