2010年5月25日火曜日

■イヌイットの共時性

イヌイットの「おじさん」を彫ったら,イヌイットの地域でのニュースが目についた。たぶん記憶に残るニュースとなるのものでしょう。

1、イヌイットの「おじさん」



















2、ここです
昔は原住民をエスキモーと言っていましたが、今はイヌイットと言います。
ニュースの場所はこの写真のちょうど真ん中あたりです。


3、G7会議開催
G7は米、日、英、仏、独、伊、加の7ヶ国が参加。最近はほぼ年3回、定例で開かれ、毎回経済の情勢認識や強調して取り込むべき課題を確認する ため共同声明を採択し、会合後に発表してきた。それを今回から非公式の会合にし、共同声明などを一切発表しないことになったというわけである。
こうした動きを働きかけたのはガイトナー米財務長官。表面上の理由は「共同声明作りに傾斜しがちな会合を中身のある会議にしよう」ということのようで、菅直人財務相 も「文書をまとめるということではなく、ざっくばらんな意見交換の場にしょう」ということであると、述べている。
しかし、私は今回の処置が菅大臣が呑気に述べているような理由から、非公式化したものではないのではないかと考えている。非公式化だけでなく、話し合いそのもの を秘密裏に行おうとしている意図が見え隠れしているのだ。
というのは、今回G7が開かれるイカルウイットは中国の新華社がワシントン発として伝えているように、カナダの極北の地にあって、イヌイ ット原住民が60%を占め、白人が40%という人口6千人足らずの小さな村で行おうとしているからだ。
しかもこの村は、高速道路網から孤立、隔絶されており、2月の平均気温はマイナス30度、 夜間にはマイナス40度近くになる極寒の地で、道路が凍結するため車は使用出来ず、スノーモービルか犬ぞリしか移動手段が無いという信じ難い場所であるからである。
新華社伝は、宿泊施設もごく限られているため、随行団は最小限に押さえられ、各国からの出席者はトップだけになるはずだ、と伝えている。したがって記者団は事実上ホテルの予約が取れ ないため、どうしても取材をしたい記者は、大型輸送機にスノーモービルと宿泊設備、発電設備等を積み込んで、現地入りするしかないようである。

4、どうしてでしょう
いつか報道されるのでしょう。
私としては、何故か悲しい背中をした「イヌイットのおじさん」が気になっていたところでしたから。

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