2011年3月18日金曜日

■大震災後のたまり場



東北関東大震災の興奮がさめやらない中で、町内のたまり場が開催されました! すばらしい教訓のかずかず・・・

1、3月の児桜町内「たまり場」開催
いつもとほぼ同じく18名の参加。春一番の「雪割草」を持参した人、お菓子、料理、漬物と今回も盛りだくさんの差し入れでした。
2、大震災の教訓
参加者全員から震災後に取った行動、対応について伺いました。
ビデオはMさんの感想

3、教訓のまとめ
・震災直後、老人だけで震えていたところに、役員が訪問し、声をかけてくれた。何回も来てくれた。
感謝感動している。「いいちょうないだなあ!」と実感している。
・「ハラが坐って、もうびっくりしなかった!」という人も。
・絆の見本
 Aさんは反射ストーブがあって使った。
 Bさん(隣)の内では老人がいるのに反射ストーブがなく困っていた、Aさんがストーブを貸した。
 Cさんはそれを見て、Aさんに湯たんぽを貸してやった。
 Aさんは、その湯たんぽを隣のDさんのお母さん(別の場所にいる)のためにと貸してやった。
  (このように隣近所がまごころの絆の輪がどんどん広がっていた)

・ペットボトルが湯たんぽ代わりとなった。
・ホカロンもよかった。
・役員の見回りが本当にありがたかった。
・公民館の解放、非常時用の携帯充電器が役だった。
・二日目、お寺から借りてストーブを設置した。幸い電気がついて役員だけの集合だったが、公民館 が丸ストーブ一つで避難場所等使い勝手があることが判明した。
・IHの家庭が困っていた、隣同士お手伝いした。おにぎりも持参した。
・コタツに湯たんぽ、外で昔の火鉢に炭を入れ大きな鍋でお湯を沸かした。
・今回は老人の知恵が出た、若い人に伝えていかなければならない。
・昭和初期の生活に戻らなければならないかもしれない。
・となり近所での声掛け(絆)が大事なことがよくわかった。
・地震だ!とストーブを緊急に止めると炎が上がることがわかった。
・児桜は地盤のいいところである。しかし1200年前に天長の大地震があって雄物川が北から南へ移動したことがある。
・昔のことわざは「智慧の集合」である。
・被災を受けた子供には心の傷が残っているものだ。
・独居老人に何人も訪ねて声をかけてくれたことがありがたかった。
・非常用セットを子供が届けてくれたばかりであったが、非常に役立った。
・ケイタイからはつながらなかったが、公衆電話ではつながった(寺内のマンション)。

4、会長としてとった行動(自主防災対応)
・被災時、自宅の安全確認、震災対応

・夕方・・老人世帯、独居老人、その他気になる家庭を訪問(町内全部回る)
 (停電のため、新しいインターホンは鳴らない、鍵がかかっている、読んでも聞こえない家がかなり ありました・・一般家庭)
 他の役員で同様一部を回った方もいました。

・二日目朝、7時前の役員5名が集合、班分けをして個別訪問。

・昼、役員集合で打ち合わせ。停電の長期化に備えることなど。

・大悲寺さんから灯油ストーブ(丸)をお借りしてきた。

・夕方、4時役員5人集合・・停電が長期化すれば
     ①水の確保が必要、 ②公民館を避難場所とする。 ことを訪問し伝えた。

・6時 電気回復

・7時 公民館に役員集合 解散


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