1、直観とは何か
2、直観に気づこう | ||||
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3、今また直感が大事な理由 藤原直哉氏 |
実は最近の科学の進歩で、我々が光や電磁気などを使って観測できる通常の物質は、何と宇宙全体の4%しかなく、それ以外は23%の暗黒物質と73%の暗黒エネルギーと言われる未知の存在で占められていることがわかったのです。
何と我々はインターネットまで駆使して世界中、宇宙のことを全部知っているように思っていながら、実はたかだか4%のことしか観測できていないのです。
では宇宙の残り96%の正体とそれが我々にどんな影響を与えているのか。それは今のところほとんどわかっていないのです。それでも暗黒物質についてはこの東大の研究所でも多少解明が進んでいますが、暗黒エネルギーについては未だまったくお手上げというのが現実のようです。何と今の人類にとっては科学の最先端を駆使しても宇宙全体の4分の1のことしかわからなくて、残りの4分の3にどんな世界が広がっているのか、それは全然わからないのです。
そして量子物理学は未知の領域のほんの入り口部分を語っているだけのようであり、それ以前の単純な古典物理学というか、原因と結果が万古不変の法則で明確に決まっているのだというか、1足す1は絶対に2でなければならないという極めて単純でデジタル的な発想で説明がつく部分は、実は幻想でしかないかもしれないのです。だからこそ単純に理屈を積み上げて真実に達したと思ったことが、法律でも経済でも政治でも幻のごとく消えていってしまうのではないでしょうか。
なぜ経済学者の経済予測は理路整然と外れるのか。まさにこの原理なのです。では残り96%の観測できない世界をどう観測すればよいのか。それは五感で観測できないのだから、第六感、すなわち直観で観測するしかないのです。やはり理屈より直観のほうが4対96で視野がはるかに広いのです。普段われわれが理屈っぽく使っている目と耳を閉じた時に頭の中に浮かんでくるイメージ、それが直観であり、そのイメージのほうが理屈っぽく世の中を見たり聞いたりして頭の中に組み立てる世界よりもはるかに雄大なのです。
4、ロハスがいい
なるほど、だからなぜこの大混乱期に元気のよい人たちが都会よりも田舎、ロハスな世界を好むのか。それはそこに行けば都会での仕事や生活のように理屈っぽく見たり聞いたりする必要がないからです。だから都会よりもずっと広い視野が得られるのです。なぜ知るだけではだめで、行って、見て、会ってをしなければならないか。知るだけでは単に理屈っぽく見聞きするだけで終わってしまうことがほとんどであり、それでは全体のせいぜい4%しかわからないからなのです。なるほどだから人は常にアナログ的に生き、第六感も大事にし、我々を取り囲むたった4%の観測できる世界だけでなく、残り96%の観測できない世界をよく意識し、よくこれとコミュニケーションを取りながら生きていかなければならないのです
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