2011年2月9日水曜日

■文化と文明

そろそろブルドーザー的「文明」にも陰りが!!

1、文化と文明の違い
ホツマの鳥居礼さんから
「文化」という言葉は宗教や芸術や科学などのように、理想的、精神的な価値を持つものに使い、
「文明は」、機械などの具体的な技術的物質的な価値を持つものにしようされる。



さすがは栄六輔さん!!















2、司馬遼太郎さんは





















「文明」と「文化」の定義は明確である。

人間は群れてしか生存できない。その集団を支えているるものが,文化と文明である。いずれもくらしを秩序づけ,かつ安らがせている。

文明とは『たれもが参加できる普遍的なもの・合理的なもの・機能的なもの』をさすのに対し,文化はむしろ不条理なものであり,特定の集団(たとえば民族)においてのみ通用する特殊なもので。他には及ぼしがたい。つまりは普遍的でない。

3、文明をさらに見ると


このことは「旧約聖書」に書かれている神から人間に与えられた、自然を厳しく支配する権利にも、その一端が表れているだろう。








文明(シビリゼーション)という言葉はもともと「都市化」「市民化」の意味を持つが、それは、自然の人類化である。
すなわち自然から自立し、自然を管理・支配・征服・収奪するのを善とするのが「文明」といえる。

・また文明のもう一つの重要な性格は、他の文化に対して攻撃的なことである。自国の文化を広く行きわたらせるために、他の文化を攻撃するのである。
文明の性格を「ブルドーザー的性格」ともいう。・・・聞いたことのあるフレーズですね!逆のこの方が本物のブルドーザーにつぶされましたが!

4、日本では、世の中は

①裸の姿
和魂和才
②Tシャツ
和魂漢才・・・平安時代
③Yシャツ
和魂洋才・・・明治時代
④背広
無魂無才・・・昭和時代~











「日本文化」という言葉はあるが「日本文明」という言葉は一般的には使わない。
しかし、今、全人類は、西洋近代化文明が生んだ、大きなムーブメントの中に巻き込まれながら、遺伝子組み換え、クローン誕生、環境ホルモンなどなどのリスクを抱えながら、今までに体験したことのない、新しい超過額的なステージに突入している。(10年前の鳥居礼さんの文章です)

2012年を目の前にして、ますますこの流れが大きくなってきて不安な時代となっています。しかしながら、あれよあれよという間の投機的金融世界大恐慌、インターネットを駆使した人々のコミュニケーションの拡大はとても人間の努力ではなく、天の力としか言いようがありません。(藤原直哉氏)
「希望」はあるのです。「人事を盡して天命を待ち」ましょう。

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