1、気力について参考資料
①気力とは,人間が考えを行動に移すときに不可欠な能力であり,成し遂げようとすることの規模が大きくなるに伴って一層強くなることが要求される能力である。また、生きるか死ぬかの境も気力により大きく左右される。充実した「気力」は,日頃の身体と精神の厳しい鍛錬を通じて得られ発揮されるものである。(鳥取大学編)
②“気力”とは、・・・心のエネルギーであり、生得的に持っている“何でもやってみて学習していく”というエネルギーであり、心理学で呼ぶところの、“コンピテンス”と同じであり、この気力を支えるのが種々のホルモンであると考えます・・・・このホルモン活動は胆力にも依存します・(KOZYさんから)
2、巡堂講座の「気力とは」
①人が目的をもって行動するとき(「人生いかに生きるか」から「今日何を食べようか」などのことまで)
②「よしやろう!」という「心のエネルギー」のことである。
③「心のエネルギー」とは、いわゆる「気」のことである。
④「気」が出てくるところが「丹田」である。
■気力の構造
・気づいてから行動までの構造が③です
- 気づく心があって
- 気づく・・・アタマで理解する・・・意識・・・行動すること
- まで行かない人が多い。
- ハラで納得し・・・よしやるぞ!!・・・意思
- ハラ=丹田がうち震えるような状態
- 行動する
したがって、なにごとも受け止めて、共鳴できるハラ=丹田の鍛錬が必要となる。
3、白隠禅師の「養生訓」から「気と丹田について」
(読み方)
・壽
・昔中国の黄帝が、三七の二一日の間斎戒沐浴し、練丹(腹の練り方)の秘訣を、」黄成子に下問した。
・黄成子は深く拝したてまつり、申し上げた。
・練丹の要諦は氣を集めることに在り。
・氣を集める要諦は心を凝らすに在り。
・心を凝らせば、気海丹田の間に氣が集まる。
・氣が集まれば、則ち丹田が成る。
・丹田が成れば、則ち丹田が充実してくる。
・丹田が充実してくれば、則ち神と一体となる。
・神と一体になれば、則ちいのちが長し(寿)。
白隠禅師は江戸時代の名僧、臨済宗の中興の祖であり、一方腹式呼吸の祖でもあります。
白隠禅師も言っている通り、丹田に気を集める、気が集まれば丹田が充実してくるとあります。
したがって、「気力を養う」には、丹田を充実させることが重要なことだとわかります。
4、丹田を充実させ気力を養う
下が丹田呼吸法のうちの大振息の方法です、最も丹田を練ることに効果がある方法です。
入門編のシリーズはこちらからどうぞ。
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