2010年10月25日月曜日

■日本再生プログラム推進フォーラム総会に参加して











昨年から「日本再生プログラム推進フォーラム」の会員となっています。今年の総会は講演会と参加型イベントでしたので出席してきました。

1、日本再生プログラム推進フォーラムとは

代表理事を経済アナリスト藤原直哉氏が務めております。
詳しくはこちら






















































『今から40年前に街と田舎を戻してしまって、そこから改めて2の右側の条件を満たすように作り直していったら、どんな未来の街と田舎ができるだろうか』?
  • 行きすぎから戻ってやり直すという思想
  • 昭和時代への景観の憧れがある。景観はそのまま残す
  • 当時も資源・食料・エネルギーの多くは地域で生産していた。現代の技術で改めて生産してみる
  • 地域の特産物、地場産業を育成する
  • 交通も家庭も新し技術を使って循環可能なエネルギーによって成り立たせる
  • 人も当時はもっと体を動かしていた。意図的に人が体を動かして熟練度を高める仕事を創出する
  • 教育も学校と地域と職場と家庭が一体となって行う
  • 公共の仕事は住民が担う分が多かった。それを新しい公共で実現する
  • 山林、河川、海、農地も貴重な資源として維持発展させる
  • 治山治水については無理に守るのではなく、災害の起こりにくいところに居住する

総合特区のありかた

  • 山の上から河川を経て海まで、中山間地、都市を一帯の総合特区に指定して、実験的に21世紀らしい日本のひな型を創ってみる
  • こうした総合特区を日本全国の各地域に創って、地域色豊かな21世紀の地域をそれぞれに生み出す
  • その過程で生まれる高い付加価値を持った技術、仕組み、人材、特産物などが国内外に普及することで、総合特区のコストを回収する
  • また総合特区を創るために必要な人材、資金、技術、技能、さらに特産物の販売先などは、日本再生のために創設する平成版日本興業銀行が仲介して用意する

2、総合特区 7つの分科会

7つのテーマの座長さんと藤原直哉さんの講評風景




















今回のテーマは「みんなでの本再生プロジェクト総合特区をつくろう!」の最初の第一歩として7つのテーマで、具体的に盛り込みたいアイデアをどんどん出しあう参加型イベントでした。
①環境経営 ②リーダーシップ ③都市計画 ④スピンアウト ⑤トトロ(里山) ⑥サザエさん ⑦若者わ の7つのテーマでした。すべてに参加したいのですが、トトロ(里山)に入りました。

3、トトロ(里山)部会
小川座長はじめ8名が参加、活発な意見交換でした。
旧知は遠山郷でご一緒した(先生でしたが)造園の久志さんがおりました。
自己紹介と里山に関する思いなど熱く語り合った1時間でした。

私は「児桜の丘・こもれびテラス」を配布し思いを語りました。









































・その他に事例を
・白神にブナを植えて、「山の森と海の森の二つをつくる」
・山の間伐でペレットを製造し、ペレットストーブ普及、市民が山に出かける・・この循環で雇用も産  業創成もかのうとなるプロジェクトがあること。

・里山と農業で若者の教育(徴農制)を、との意見が出て盛り上がりました。
・秋田「健康の森」の実践例で「森の保育園」が機能していることをご紹介しました。

・遠山郷で「現地の杉による桶と微生物の使用による生ごみリサイクル」が紹介され参考となる事例でした。

・里山の定義を話し合いました・・・単なる狭義の里山でなく、里地、下流域、都市まで含んだものとしたいという意見でまとまりました。(今後の理論武装は必要ですね)


4、再び、「生き生きワクワク」



(こんなのを見ているから女性は元気!!)


現役を過ぎて3年、それなりにいろいろやっていますから楽しんではいますが、再び県内だけでなく日本としてお役に立てるような「場」が巡ってくるとは思いもよりませんでした。というには、藤原先生の大きなお力で、日本政府として「これしかない!」と大きく動き出しているそうなのです、そのための第一歩に参画できる喜びです。

小川座長さんがまとめ発表で「もうすでに実践している、秋田の石井さんの「こざくらの丘」に現地調査に行きます」と公表しましたから、近いうちに本当に来そうです。
どうぞいつでもいいですからおいで下さい、心から歓迎します!!


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