2010年10月9日土曜日

■ロハスな生活

経済アナリスト藤原直哉さんは「21世紀はロハスな生活」と言っています。

1、クリを拾って
近くの雑木林からクリを拾ってきます。
今日は大量!! しかも大きい!!・・・太陽に当て乾すとさらにおいしくなります。
煮たクリか、渋皮煮か、はたまたクリご飯か!!楽しみです。
それとも、アリさんかキリギリスか・・・冬に備えて貯蔵か? 




















2、シイタケも!
春に植菌したシイタケが秋に収穫できました!!
大きな実が厚いシイタケです。




















3、こんなに!
見過ごしていたら大きくなっていました。まさか今年とは思いませんでしたので・・・。




















4、ロハス!!
テラスの落ち葉掃除!
今年のヤマザクラは落葉が早い!!




















こんな生活がロハスでしょうね!
藤原直哉さんの最新のお話です



21世紀はロハスな国づくり
藤原直哉のワールドレポート
21世紀に日本と世界が追い求める理念、それはどの国でも『健康と持続可能性を考えたライフスタイル』、すなわちロハスということだと思います。
たとえ現在は20世紀的な量的拡大にまい進している国々でもそれは非常に急速度で世界中に普及しつつありますし、その先にはとんでもないバブル崩壊の闇が待ち受けているのですから、気がついた国は今から進路を切り替えて、ロハスな国づくりをしてバブル崩壊の闇を回避することが賢明なのです。そこでは人も社会も健康で、持続可能性が高く、しかもそれがライフスタイルの中に組み込まれていることが大切です。すなわち平和、経済、資源・食料・エネルギー、治山治水、心身の健康、歴史文化などあらゆる面で持続可能性が高い仕組みができていて、これらの問題に個別に対処するのではなくて、すべてが同時に成り立つライフスタイルが形成されているということです。
そして経済においても20世紀とはだいぶ趣が違ってきて、グローバル主義の退潮と地域・民族自立へのうねりが全世界で台頭してきていますから、従来の世界最適生産・最適調達という発想から、地域・民族ごとの個性化が必要になります。さらに経済そのものも先祖がえりして、金融偏重、市場原理主義から雇用が第一という考え方に回帰しつつあります。また経済の物差しも生産と消費より、所得と雇用に変わりつつありますし、特に日本のような少子高齢化時代の本格化が進んでいる国では、量や即戦力よりも質や熟練が求められます。
さらに全世界的に資源・食料・エネルギー制約の本格化が進んでいますから、従来のような安価で大量の世界調達から地域自給と戦略的低エネルギーへの移行が急務ですし、世界中で政治の衰退と財政の行き詰まりから政府機能の弱体化が進んでいて、その結果、官と民の対峙から新しい公共への移行が進んでいきそうです。
こうした変化をいかに実現するかですが、日本を振り返ると逆に20世紀的な大都市偏重の大量生産時代が本格化したのは高度成長以降で、それ以前は実はかなりロハスな地域運営が行われていました。ということはひとつの思考実験として、時代を昭和30年代の半ばに一度戻してみて、すなわちもともとロハスだった日本を原点として、そこから現代の我々の持つ最先端技術や新しい理想、新しい生き方、新しい仕事の現実を考えて日本の街と田舎を作り直してみると、そこに21世紀の我々が理想とする社会が見えてくるのではないでしょうか。



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