1、刻字作品
2、藤田霊斎の「調和法のじゅ」
気息調丹田太陽
太陽神叢光燦爛
心身調和四徳炳
斯成調和太陽人
3、解説
気息調丹田太陽
気とは宇宙の精気である。すなわちこの宇宙の本体にして、万物の根源であり、万象はすべてこの気から生じ、また気に還るのである。
息とは,言うまでもなく呼吸である。道祖は「すべての生物は呼吸はするが息はしない。息をするのはひとり人間だけである。
この気と息が調和して一体となった時、そこにはじめて丹田は太陽の如きすばらしい威徳を発揮する。
太陽神叢光燦爛
太陽神経叢をいい、みぞおちの真後ろにあり、その形があたかも太陽のようであるから名付けたもので、太陽神経叢は自律神経の中枢であって極めて大切なものである。我々の心身両面にとって特に重要なものである。
心身調和四徳炳
四徳とは,調和の四徳,すなわち健康・剛勇・叡知・至誠であり、
斯成調和太陽人
太陽人とは私どもの修養の目標であるところの理想の人間であるということである。
4、調和法丹田呼吸で
丹田呼吸の完全息は生理面も重要であるが、むしろ精神面が重要となる。その精神面を端的に表現したのが「調和法のじゅ」であります。
0 件のコメント:
コメントを投稿