ペレットストーブの開発の経緯を引用させていただきます。
・外国製ペレットストーブではバークペレットが燃えなかった
・岩手型ストーブ・・・サンポットと岩手県工業技術センターの共同開発(FF式タテ型)
・北海道型ストーブ・・・サンポットと道立林産試験場の共同開発(FF式ヨコ型)
・釜石市・石村工業「クラフトマン」・・・ペレットと薪併用(煙突必要)
・天童市・山本製作所「ペチカ禅」・・・ヘエラーリデザイン
自然エネルギーブログさんから引用
前回、木質ペレットについて書きましたので、今回はそれを燃やすペレットストーブについて紹介します。
以前はヨーロッパやカナダなど外国製のペレットストーブが大半を占めていましたが、バークペレットは外国製のペレットストーブでは燃えないなどの問題が起き、日本でペレットが作られるようになると、国産ペレットに合う国産ペレットストーブを開発しようという動きが出てきました。
1つは岩手県の「いわて型ペレットストーブ」です。サンポットと岩手県工業技術センターとの共同開発で2002年頃から取り組まれ、業務用、家庭用と開発、販売されています。
こういった動きを受けて民間でも独自に開発する動きが出てきました。例えば、岩手県釜石市の石村工業では電気を使わず、薪とも兼用できる「クラフトマン」というユニークなペレットストーブを開発しました。このストーブは弊社で取り扱っている中で一番人気です。
「いわて型ペレットストーブ」の開発がはじまった頃、山形県天童市の山本製作所でも、バークペレットを燃やせるペレットストーブに取り組み始め、初代「ウッディ」を2003年秋にモニター販売開始しました。これは、オイルショック時から国産ペレットストーブを製造していた会社の技術に耐震装置と自動点火装置を整備したものです。山本製作所さんは、その後ペチカ、ペチカ禅(山形出身のフェラーリをデザインした奥山氏デザイン)といった素晴らしいデザインのペレットストーブの開発や全国各地で取扱いの技術講習会を開催するなど精力的な取組を続けています。
他にも埼玉県、長野県や秋田県など全国各地でストーブの開発が進んでいます。
北海道でも道立林産試験場とサンポットが共同で「北海道型ペレットストーブ」の開発を進めてきました。この北海道型ペレットストーブは昨年度のイベントに何度か出展されていましたが、ようやく今秋には販売開始される予定です。FF式で価格についても期待されています。デモ用の北海道型ペレットストーブは、現在札幌市の西区八軒まちづくりセンターや旭川の林産試験場で見ることができます
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