2008年8月12日火曜日

■和歌山県・農業用ボイラー試験

全国で木質ペレットの農業用ボイラー試験が始まっています。
・和歌山ではペレット製造施設がない。
・小型ボイラーは山形県のメーカー
・ハウスでの花卉の成長は順調
・ペレットの単価は45円(現地着)まで

引用
和歌山県は、平地が少なく、他県より小さいハウスが多いという実情に合った小型ボイラーを、昨年12月に山形県の農機具メーカーと共同で暖地園芸センター内のガラス温室(105平方メートル)に設置。室温の推移や燃料使用量などの実証試験をしている。 12日は農業関係者を招いた現地検討会を開いた。県、市町、JAの担当者や農業者ら約50人が参加。試験中のボイラーを見学したり、県やメーカーから経過やボイラーの説明、試験の中間報告を受けた。 これまでの実証試験によると、木質ペレットは石油に比べ、加温に時間がかかるため、着火からすぐには設定温度に届かないなどの課題があるものの、比較的温度は安定している。ハウス内のバラも順調に生育しており、問題はなさそうだという。 しかし、導入に向けては採算面が大きな課題となる。県の試算では、重油より安く稼働させるには、燃料価格だけの比較で重油が1リットル当たり90円の時、輸送費を合わせたペレットの購入価格を1キロ当たり45円以下にする必要がある。ペレットは1キロ当たり25円程度で購入可能だが、県内にペレット工場がないため、県外からの輸送費がかかる。そのため、共同で大量購入し、県内に保管する基地を設けるなどの対策が必要という。 試験は4月まで続け、木質ペレットの供給体制や費用対効果などを検証した上で、県内に普及させるかどうかを検討する。希望者には、県事業でボイラー購入費の3分の1を補助したいという。

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