2008年8月14日木曜日

■広葉樹と針葉樹のリグニン

クワガタ虫の飼育からからみたリグニン。広葉樹では腐ればリグニンが分解されるが、針葉樹はリグニンが強固なため、一時腐食ではまだ強固である。従って育たない。


参考にさせていただきました
基本的にクワガタ類は針葉樹では苦しいです。って言うか・・・恐らくダメでしょう。と言うのは、少し難しいお話になりますが、クワガタの幼虫は、木材の成分であるセルロースを主食として育ちます。針葉樹のリグニンは強固な為、木材の細胞壁を分解する能力の無いクワガタの幼虫はセルロースを食すことができません。(簡単に言うと広葉樹は不朽すればリグニンが分解されますが、針葉樹は 1次段階の不朽では、まだリグニンが強固です。 もっとも、セルロースをうまく残しつつ、リグニンだけを分解して不朽して やる事が出来れば、理論上クワガタの幼虫も育てられる事になりますが。)カブトムシの幼虫は、腐葉土からいろんな成分が吸収できる構造になっている為、クワガタの幼虫と違い、分解能力に優れています。※カブトムシは土で育つ。クワガタは木で育つ。・・・乱暴ですが、こう言うと わかり易いですかね。

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