2008年8月15日金曜日

■植物賛歌:リグニンとは

植物賛歌植物は大気中の二酸化炭素と根から水を吸収して、太陽光をエネルギーとして光合成を行ない「糖」を作り酸素を出します。「糖」をたくさんつなげて澱粉、セルロース(繊維素)、 リグニン(木質素)などを合成します。澱粉を分解した糖をエネルギー元にして セルロース、リグニン、ヘミセルロースなどで 自らの体(根・幹・枝・葉)を作り成長します。杉の木1本は1年間で平均14kgの二酸化炭素をその体に取り込んでいます。人間が排出してしまった二酸化炭素は植物が回収してくれているのです。現代のCO2問題は、その排出をおさえる努力と植物を増やして回収する努力が必要不可欠です。樹木の落葉は土を豊かにして保水できる土壌を作り森を育みます。森は土壌流出を防ぐ天然のダムともなります。豊かな森は水をろ過して豊富なミネラルを溶け込ませ、水は川を潤し海にそそぎ、その豊富なミネラルで海の生態系をも豊かにします。植物は 「二酸化炭素」と「水」と「光」 から 地球の環境と生態系を作り上げた立役者です!

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