2010年1月3日日曜日

■権現舞でおめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。巡堂のこざくらの丘を今年もよろしくお願い申し上げます。

ユネスコの無形文化遺産登録となった、大日堂舞楽の「権現舞」を制作し、今年から玄関のお守りになりました。

1、刻字作品:大日堂舞楽の「権現舞」

















2、共同通信ニュースより


秋田県鹿角市で大日堂舞楽 

黄金の面をつけ荘厳な舞


黄金の面をつけた踊り手が剣を手に荘厳に舞う大日堂舞楽が2日、秋田県鹿角市の大日霊貴(おおひるめむち)神社で奉納された。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が昨年、無形文化遺産に登録した。
堂の中央に置かれた約3メートル四方の舞台の上で、黄金のほか黒色の面などを身につけた能衆と呼ばれる踊り手が、笛や太鼓の音色に合わせ、白い息を吐きながら7種類の舞を順番に踊った。




3、権現舞・・読売新聞より


勇壮に舞う獅子頭を見つめる阿部匠さん

舞の意義伝えたい



国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録後初の「大日堂舞楽」が2日、鹿角市八幡平の大日(おおひ)霊貴(るめむち)神社(大日堂)で行われた。後継者不足に直面した小豆沢集落では昨年末、獅子頭をかぶって「権現舞」を奉納する能衆の世襲を廃止。伝統的な屋号以外の者から継承者として、信仰心の厚い大工の阿部匠さん(27)を選んだ。驚異的なスピードで所作を習得し、当日は勇壮な舞で観衆を魅了。「40、50年と舞を受け継ぐ」。匠さんの鋭い目が輝きを増した。
「カチッ、カチッ」。降りしきる雪の中、笛と太鼓の軽妙なはやしに合わせ、獅子頭の上下の歯が激しくぶつかり、乾いた音が響く。大勢の観衆の前で、匠さんは前後左右に躍動。神と一体化した舞を披露した。
舞の継承を依頼されてから半月間、毎晩、鏡に映った自分の姿を見ながら猛特訓を重ねてきた。先月20日からは肉類も一切口にせず体を清めた。すべてを終えた匠さんは晴れやかな笑顔で一言、「楽しかった」とつぶやいた。







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