古い友人で、敬愛するM氏が大宮市で長期入院していることを聞いて、お見舞いに行ってきました。
昔に魔女(奥様です)さまも、M氏のもとでアルバイトをしていましたので、共通の友なので一緒に。
1、待ちに待っていたM氏
「1月20日にお見舞いに行きます」と連絡していたら、不便な体になのに、M氏は「1月20日に石井さんに会える」と目標を定め、一生懸命考えて、昔のイメージを引き出していました。
車イスでしたが、とどめなく言葉がほとばしります。
2、太平山生成について
この図こそ、M氏を思い起こすものです。M氏の真髄です。
「秋田市の太平山は秋田県の基盤で花崗岩でできている」 このレポートを何日もかけて思い出し、不自由な目で朝4時起きして書いたものです(一部分のみ掲載)。
この図を、語るM氏の情熱は昔と変わりませんでした。この図を描くことでエネルギーが蘇ったようでした。この図を見てうれしくなり、元気に語るMを見て感動でした。
3、あの地滑り、この軟弱地盤
M氏とは、私がかっては県庁の土木技術者として、まだまだ本当に未熟だった30歳ころ、リュックを背負って回って(営業に)来たのがM氏との出会いでした。多分私が最初の応対者でしょう。
地質屋さんでコンサルタントの支店長としてですが、リュックを背負って、中には石を入れ、ハンマーを持っての営業でした。まことに風変りなお方でしたが、その博学に敬服し、以来ずーっと教えを請うたのです。他の同僚もM氏から大きな影響を受けております。県の技術者のレベルを上げてくださったお方です。大勢のフアンがおります。
4、花輪スキー場で救われた
花輪スjキー場
私が、特命で花輪スキー場造成工事の担当として(土木事務所長)、工事を発注し、組織をまとめ、いざ工事だ!!・・・といったとたんに、「所長大変だ! 山が動いている!」との報告がありました。えらいことです、これからというときに出鼻がくじかれました・・・どころではないです。緊急事態です。
こんな時はMさんに相談するしかありません。
「Mさん大変だ、助けてくれ!・・・・・・・」
Mさんは二つ返事で
「待っていてください、会社の全国支店にスクランブルをかけて技術者を派遣し調べるから!」
次の日に、全国から5人の技術者がスキー場の山に入って調査開始。
やがて
「石井さん、大丈夫だ。山全体が動いているわけではない、部分的な対応で大丈夫だ」
ただただ感謝、感激!!
それからは順調に工事が進み、無事スキー国体が開催されたものです。
これが最大の思い出です。
さらにこれからは、東北縄文文化研究会のなかで、クロマンタ、ストーンサークル、十和田湖の噴火などいろいろ、お聞きしたいのです。早くお元気になってください。
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