呼吸法をやっていると、吐く息が大事というが本当なのか?
1、腹式呼吸法は吐くこと
全ての呼吸法は吐く息が大事と言っています。お釈迦様も白隠禅師も皆さんそう言っています。
2、息を吐き出す力が無くなったとき命は終わる
【五木寛之:健康問答より】
「医者の話ですが、人が死ぬとき、息を引き取るというけれども、本当に、息をスーっと吸ってなくなるのだそうです。ハーっと息を吐きながら死ぬ人はいない。吸った息を吐く力がなくなったとき、命は終わる。」
3、赤ん坊は息を吐いて出てくる
「赤ん坊が生まれたときは、お産婆さんがベシンと尻をたたくと、オギャーッと泣く。あれは吐く息なんだと。」
「力のある人は息を吐けるし、息を吐く力がなくなって、スーッと吸って臨終になるので、吐いて臨終する人はいない。吐く息が生きる命にとっていかに大切かがよくわかる。」
4、丹田に気が漲った呼吸法
腹式呼吸法は下腹にある丹田が大事です。丹田に力が漲り、上半身の力が抜けた状態(上虚下実)
で呼吸をします。もちろん吐く息だけに集中します。吐くば自然に息が入ってきます。
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