2011年6月4日土曜日

■「鼓童」の太鼓に魂が揺さぶられてきました!

「鼓童」結成30周年の演奏会が開催されました、行って魂が揺さぶられました!




1、「鼓童」とは

太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。「鼓童」とは、人間にとって基本的なリズムである心臓の鼓動から音(おん)をとった名前で、大太鼓の響きが母親の胎内で聞いた最初の音をイメージしています。そして「童(わらべ)」の文字には、子どものように何ものにもとらわれることなく無心に太鼓を叩いていきたいという願いが込められています。






2、青木代表のあいさつ「不易流行」




演奏前に、パンフレットの下のあいさつに魂が揺さぶられました!!
「鍛え抜かれた肉体性、ひたむきで多様な舞台、「変わらぬ鼓童の原始の感動」、その「いつも変わらない味(表現力)」をお届けすることは当たり前のことであり、そこをさらに深めて「研ぎ澄まされたしなやかさ」を表現できるかどうか、私はそこに鼓童が存続できるかどうかのキーポイントがあると思っています。表層的な目先の変化ではお客さまに見抜かれてしまうでしょう。それでは長続きはしません。40年という歴史の中で数々のメンバーが入れ替わってきましたが、現在の鼓童が成すべき大事なことは その蓄積で培ってきた「型」を学び、その基本的な「流儀」を知った上で自由な表現方法を挑戦的に開発していき、実は変わってるけれど、変えているけれど「鼓童は変わらない」と言われ続けていくことなのです。そのためにはまだまだ並々ならぬ努力、血のにじむような修練を積んでいく必要があります。


「型」という概念を言葉で説明するのはとてもむずかしいことですが、「型」とは骨組だけなのです。肉付けは各個人にまかされ、そこにその時代を瞬間瞬間生きる各人の創造性が発揮されなくては意味がありません。現在の日本で「型」と呼ぶ時、誰かが行った肉付けのものまで「型」と思い込んでしまう危険性があります。学ぶほうはそれに近づこうと努力をするだけでそれを超える新しいことが生み出されません。伝統とは過去ではなく、瞬間瞬間の現在そのものです。
3、坂東玉三郎の指導

「厳しい冬が過ぎると春から秋へと鮮やかな季節の移り代わりを見せる佐渡。誰もいない公園で観る満開の桜、風に揺れるカーテンのように降る雨、草木の匂い、たくさんの星々の中に流れる天の川。此処で皆と一緒に稽古をすることは都会にいては経験出来ない素晴らしい時間でした。山や海に囲まれた自然の中で時を過ごすと、作為を忘れ、ただこのまま生きていればいいのだという思いが湧いてくるのです」

4、動画「祭り囃子」が載っていました
全力を出し尽くしたその奥にあるのは「気力」のみ、気力は魂・まごころ・神・・・からくるもの、だから魂が揺さぶられるのですね!!
鼓童HPより


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