2011年11月21日月曜日

■人は結局天に勝てない

乱れに乱れた世の中ですが、人は結局天に勝てない!楠氏の旗の文句から!




二宮尊徳翁夜話より

1、理法権の理

河内の国の楠氏の旗には
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非 は理に勝つことあたわず

理 は法に勝つことあたわず

法 は権に勝つことあたわず

権 は天に勝つことあたわず

天 は明らかにして私なし
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たとえ理があっても頼みにはならない。権力に押し切られてしまうことがある。
時には理をまげてでも法を立てることだってある。
(そうですよねーーー!)



















2、法
権力で法を圧することもある。
(いつものことですよねーーー!)



















3、権

しかしながら、権力者といっても、天があることをどうすることも出来ないんだ。
俗歌に「箱根八里は馬でも越すが 馬で越されぬ大井川」というのがある。そのように人と人との間のことは、智力とか、弁舌とか、威権で通れば通れるかもしれぬが、天だけはそうはいかぬ。智力、弁舌、威権をもってしても決して通ることはできないんだ。
(本当にそうなんでしょうか!! まだ権がまかり通っている世の中ですよねーーー!!)



















4、天

この理を仏教では「無門関」といっている。
だから平家も源氏も長くは続かず、織田氏も豊臣氏も二題とは続かなかった。まさに恐るべきは天なんだ。人の勤むべきは天理に従った行いである。
世の強欲者は、この天理という事を知らず、どこまでも際限なく欲をかいて、身代を大きくしようとして智を振るい腕を振るうけれど、天理に逆らう行いは手違いを生じうまくいかない。
また、権力者が権謀威力を頼んでもっぱら利をはかっても、同様に失敗が重なって志を遂げることはできないんだ。みな天というものがあるからだ。
(この天は、日本だけでなく、グローバル世界にも通じるものでしょうか・・・・!!)




















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