2011年11月18日金曜日

■政治の一番は「国民に食べさせること」

国民は何よりも食べることが第一・・・ニューヨークだってそうなのだ!!




【二宮尊徳翁夜話から引用】

1、論語に「民・食・葬・祭」

論語に「重んじなければならないのは、民の食物と葬祭である」といっています。
政治が最も重んじなければならないのは国民に食べさせることです。
衣食住の基本的欲求が何とか保たれれば不平不満はないのです。
















2、江戸時代の「田畑の荒れ」

田畑が荒れると、怠け者の農夫のせいにし、人口が減ると間引きの悪弊によるというのが普通の言い方であるけど・・・間引きとは現在のリストラでしょうか!
如何に愚かな農民だって、ことさら田畑を荒らして自分で苦しむようなことをする馬鹿がどこにいるもんか。
人間は鳥や獣でないから親子の情のないものはない。子供は可愛い。それなのに産んだ子を育てないのは、食うものがないいんで、養育の見込みがないからなんだ。

















3、何が原因か

①税や小作料が重すぎて堪え切れないために、田畑を捨ててつくらないこと。
②民政が行き届かず、堤防も用排水路も、道や橋も壊れて耕作がしたくてもできないこと。
③人々がやけになって博打が盛んとなり、風俗が悪くなって、人心が荒れ果てて耕作などまじめにするものがいなくなってしまったこと。

つまり、耕さないから食物が減り、食物が減るので人口が減ってくる。当然のことだ。食物があれば民が集まり、食物がなければ民は離散する。

現在の秋田県を言っていることですね!!












4、ニューヨークのデモ活動

ニューヨークのデモ活動は「1%の金持ちが99%を支配している」という格差社会是正運動です。
アメリカ人も(世界中どこの国でもですが)一握りの金持ちだけが裕福で、あとの人々は食べるのに苦しむくらいの生活レベルとなっていることがおかしい・・・とみんなが気づいてきたからです。

【引用】
格差社会は分水嶺を越えたのか――。9月にニューヨーク・マンハッタンの小さな公園で始まった若者たちのデモ活動が意外な展開をみせている。景気不安や高 い失業率への市民の不満が高まるなか、資本主義の象徴ともいえる金融街ウォール・ストリートを抗議の標的とし、大規模デモで700人以上が逮捕される事態を招きながらも、米国内外で共感が広がっている。秋深まるニューヨークの寒さもものともせず街中を占拠し続ける彼らが求める世界像とはどんなものなのか。















これも「2012ルネッサンス」の表れでしょうか!

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