2010年4月26日月曜日

■庭石は中央構造線の三波石

この連休に中央構造線と遠山郷枯山水・体験研修に出かけることになりました。
なんと、30年前に作ってもらった庭ですが、群馬の庭屋さん・三木さんに依頼しました。庭石は群馬の三波石ということは知っておりましたが、中央構造線と結びつくとは勉強不足でした。

1、我が家の庭石
庭石は三波石、赤い石と青い石の枯山水です。

















2、中央構造線とは
今回の研修は諏訪湖が起点、フオッサマグナの南北線と交わるところです
群馬、鬼石の三波石産地もラインです















3、産地は群馬県鬼石
藤岡市鬼石商工会より


庭園に風格と重厚さと日本人の心を融和させる三波石。日本庭園には欠かすこ
とのできない素材です。
三波石
<三波石の由来>

"三波石"という名前は、名勝三波石峡に架か
る登仙橋に最も近いところに並ぶ三つの名石
(一番石・二番石・三番石)が波の形をしてお
り、これから三波という名を生じた説がもっと
も有力です。この説とは別に、三波川という
河川の名前から来ているという説もあります。
<三波川結晶片岩>

学名を「三波石変成岩」という三波石は、鉱物が地下深くで高い圧力や熱の働
きによって再結晶し、一定方向に配列しているため「三波川結晶片岩」とも呼ば
れています。
この変成岩は、日本の国土を縦断する中央構造線に沿ってその南側に細く長
く分布しています。原石は南に分布する秩父古成層と考えられ、鬼石町三波川
のものが最初に研究されたので「三波川結晶片岩」と名付けられました。色や
含まれる鉱物組織などから緑色片岩・黒色片岩と呼ばれ、変成鉱物の緑泥石
石墨・白雲母などによって線状の脈理が発達しています。
<三波石の特徴>

全国に銘石として知られる"三波石"は青色の結晶片岩で真緑色に冴え味が
あり、永年を経ても色が褪せないという点で日本庭園には欠かすことのでき
ない鉱石との評価をいただいております。
高度・石理の点でも優れ、形のよいものは景石・石橋・飾り石や飛び石・組石
などに用いられ、枯山水の鏡石などに利用されることも多くあります。
これらは加工を施すことはなく、片固となったものや青砂として採取された石
は、打水したときに特に色調が美しく現れるので玉石として珍重されています。


4、シンクロニテイ(共時性)ですね

・Aさんに電話しようと思っていたら、逆にAさんから電話

が来た。
・今回のように中央構造線に行くぞ!! と決意するとい

央構造線に関係する、いろいろな情報が入ってくること。
まさか、庭石と関係してくるとは夢にも想いませんでした。

まだまだいっぱいありそうです!!
・ゼロ磁場の分杭峠・・・これはクロマンタがゼロ磁場で

すから関係あり。
・中央構造線の遠山郷方向には南北朝の南朝がたが

げ込んだとのこと(藤原直哉さん)、南朝方から山人と
のこと・・・マタギとの関連も出てきます。また平家の落
人伝説=山人ではないでしょうか??

ますます 楽しくなります!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

0 件のコメント: