2008年7月14日月曜日

■ナマハゲの反対はマナ

ナマハゲの調査資料、ナマハゲの反対はマナとも考えられる。そこでマナについて調和した。



、ハワイの神話と伝説より

マナという言葉は、アロハという言葉が翻訳しにくいのと同様に、単純に翻訳することができません。数年前、ハワイを舞台にした「マナに抱かれて」という小説が映画化されましたが、その映画では、主人公がハワイの自然や、ハワイの人々とのふれあいを通じて得られた回復力のようなものを「マナ」と表現していました。
マナとは、元をたどれば、「神が持っている力」ということで、強いマナというのはほとんど超能力といってもよいものだったようです。ヒイアカ神話で、ヒイアカが数々の障害を乗り越えて旅を続けることができたのも、ペレから伝えられた強力なマナが宿っていたからだとされています。

人間界でも、酋長のクラスは、神々の直系であることから、偉大なマナを持っているとされ、マナをあまり持たない平民がうかつに高貴な人々に近づくのは危険な行為であるとされていました。強靭な肉体を持ち、強いリーダーシップを発揮し、戦闘やスポーツでは連戦連勝、といったようなことは全て強いマナを持っているおかげなのです。


2、ハワイの癒しより

マナとは命の源、目に見えない力、魂のことです。自然に感謝と尊敬の念を持つことは、アロハスピリットを真髄とするハワイアンの基本姿勢ですが、その、海・山・川・花・波・風・・・全てにマナが宿り  絶え
ることのないエネルギーのようなもので私達はそれをもらったり、与え合ったりします。 

また、身分の高い者や強い力を持つ者には、より多くのマナが宿ると信じられていました。ロノという神に間違えられたキャプテン・クックが亡くなったとき、ハワイの人々は彼の体からそぎ落とし、骨だけを保管していました。マナは骨に宿ると信じられています。

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