酒田市の土門拳記念館に行ってきました。
1、土門拳とは
2、なぜ土門拳に惹かれたか
(パンフレット及びHPの紹介)・・・これに惹かれました。
実物がそこにあるから、実物をもう何度も見ているから、写真はいらないと云われる写真では、情けない。 実物がそこにあっても、実物を何度見ていても、実物以上に実物であり、何度も見た以上に見 せてくれる写真が、本物の写真というものである。 写真は肉眼を越える。 それは写真家個人の感覚とか、教養とかにかかわらない機械(メカニズム)というもっとも絶対的な、非情なものにかかわる。時に本質的なものをえぐり、時に瑣末的なものにかかずらおうとも、機械そのものとしては、無差別、平等なはたらきにすぎない。 そこがおもしろいのである。 写真家は、機械のうしろに、小さく小さくなっている。写真家が小さくなって、 ついにゼロになることは、なかなかむずかしい。 せいぜいシャッターを切るとき、あっちの方を眺めるぐらいなものだ。 写真の中でも、ねらった通りにピッタリ撮れた写真は、一番つまらない。 「なんて間がいいんでしょう」という写真になる。 そこがむずかしいのである。 |
3、実は善宝寺に行ったのです
菩提寺の待月院さんの行事で行きました。
(はりつけ)
龍澤山善寳寺は海の守護・龍神様のお寺として北海道、東北、北陸をはじめ全国に多くの信者を有し、特に漁業関係者より絶大な信頼を頂いている大祈祷道場です。山門、五重塔、龍王殿などの壮大な伽藍は1200年の信仰の歴史を物語っています。曹洞宗の修行道場でもあります。立派な坐禅堂で10人の修行僧が修業しておりました。我々も夜と朝に坐禅堂で坐禅をすることができました。
4、記念館のイサムノグチの作品
中庭のイサムノグチの作品に感動いたしました。
正面に見えるのが彫刻です。
その位置を考えてみました。
黄金分割で説明がつきそうなのですが、ちょっとずれているかとも思いました。
でも絶妙な位置にありました。
■土門拳の言葉、イサムノグチの物言わぬ作品こそが「悟りの境地を」表すものですね。
良い出会いでした。
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