2009年9月16日水曜日

■トップの瞬間から力を抜く

NHKテレビの「アインシュタインの目」に太鼓の林英哲さんが出ていました。
すべて感動の時間でしたが、特に引かれることがありました。

スポーツのトップの瞬間です、いかに力強く、もてる力を最大に力を発揮できるか。

1、トップでは力が抜けている

林英哲さんです

この写真はトップ寸前です。
ここからは手が止まって、あとはバチが走っているのです。
だから、普通の人より高い音(波長の高い)が出ているのでした。

写真では分かりませんね」。
超スロービデオには写るのです。




2、ボクシングの長谷川選手も同じ















おなじ番組で前に放送したそうです。
この写真の瞬間は
当たるまでは力が入っている
しかし、当たった瞬間からは、手の先が脱力で伸びている感じだそうです。




あらゆるスポーツ、いやあらゆる分野
において、力を入れるより力を抜くことのほうが難しい。
人はいつどうやって力を抜く極意を身に着けるのだろうか。
力を抜くといっても手抜きをするということではない。
ほとんどの人間が余計なところに力が入りすぎているのである。

週間ベースボールによると、楽天山崎選手は、年齢的にも後がない境遇の中で
試行錯誤を経て、いいかげんにバットを振ってみたところホームランを打てたという。何かをつかんだのではないかと言われている「何か」とは、おそらく「力の抜き加減」であろう。

最近の阪神久保田投手の投球を見ていると、かつて力任せに見えていたフォームが
実に楽に腕が振れているように見える。
キャンプ時から、投げ込みすぎではないかと言われるほどの体験を経て、
体が必要最小限のエネルギーの使い方を覚えてきたのかもしれない。
余計なところに力を入れる余裕もないほど体を酷使することにより
極意を身に着けたように見える。

イチロー選手が不振に陥ったとき復調のきっかけになったのが、自身の小学生の
ときのバッティングフォームを思い出したことであるという。
小学生は腕の力が非力である分、自然に体全体の力を有効に使うことが
できているのかもしれない。
大人になり腕に力がつくにつれて、腕の力に頼るようになる。
あるいは頭で考えて体を動かそうとする。
それが余計なところに力を入れすぎることになるのではないか。

いつでも力をうまく抜いたバッティングをしていると感じるのが
巨人阿部捕手。実に柔らかくスウィングしているし、
バッターボックスでの印象が妙に余裕を感じる。
そういえば現中日監督の落合氏も同じような印象を与えていた。


4、わがゴルフの師匠も



正木和三さんが私のゴルフの師匠です。
・力を抜くためにもグリップは右手3本、左手2本だけす。
・ダウンスイングでは、腹でグリップを止めると、後は自然にクラブが走る!!
・力を抜く・・・でも下腹(丹田)には十分に力が込められているのです。

・元大阪大学医学部教授、60歳からゴルフ始める
・80歳で150ヤード
・エージシーュトを7回  のお方です。

真理のゴルフのとおり真理は一つなのですね。









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