今回の足立美術館での感動は、目的の横山大観よりも。北大路魯山人でした。
1、魯山人とは
書、篆刻、絵、陶芸、料理を極めた20世紀の芸術家。
自然界の美しさを師とし「自然美礼讃」を信条に、生涯をかけ美を追求。
倣岸不遜といわれた魯山人も、山代温泉の旦那衆とは晩年まで交流が続き喧嘩別れはしなかった。
東京赤坂に会員制の高級料亭「星岡茶寮」を開設。「食器は料理の着物」と言った有名な言葉を残している。
自然界の美しさを師とし「自然美礼讃」を信条に、生涯をかけ美を追求。
倣岸不遜といわれた魯山人も、山代温泉の旦那衆とは晩年まで交流が続き喧嘩別れはしなかった。
東京赤坂に会員制の高級料亭「星岡茶寮」を開設。「食器は料理の着物」と言った有名な言葉を残している。
2、魯山人のことば・・・1
真に美なるものは、必ず新しい要素を多分に有するのである。真に美なるものはいつまでも新しいものである。
真に美なるものは、時空を超えて常に新しいのである。
3、魯山人のことば・・・2
努力といっても私のは遊ぶ努力である。私は世間のみなが働き過ぎと思う一人である。私は世間の人がなぜもっと遊ばないかと思っている。画でも字でも、茶事でも雅事でも遊んでよいことにまで世間は働いている。何でもよいから自分の仕事に遊ぶ人が出てこないものかと私は待望している。
政治でも実業でも遊ぶ心があって余裕があると思うのである。
4、魯山人のことば・・・3
益友を持つこと。座右の書物、道具、調度もまた益友の一人である。座右にいいものを置くように心がける。
人間何で修業するも同じことだろうが、自分の好きな道で就業できることぐらいありがたいことはない。
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