2010年11月7日日曜日

■秋田の素材をどう輝かすか



秋田には素晴らしい素材があるのに、料理ができないため売り出せないでいる。今日はそのヒントをヒューマンクラブ40周年記念でいただいてきました。

1、ヒューマンクラブ40周年記念


秋田ヒューマンクラブとは、民間の文化団体であり、機関誌「原点」を毎年二回発行しています。
会長の西木正明さんのお話では、今出版の世界は大変であり、こんなに続いているのは奇跡だとお話していました。





















(ヒント 1)
地方でいて、会費だけの(広告は至って少ない)会でありながら、リーダーを中心に外に呼びかけていれば会員も増えています。(私も幹事長の武藤さんから、ご丁重なお誘いの手紙で入りました)


2、国際教養大学 中島学長のお話

秋田 国際教養大学の中島嶺雄学長のお話で、二つのことが心に残りました。
信州生まれの学長が秋田と信州を比べて、どちらも県民歌を歌うと県民の胸にジーンと響いてくる。
二つ目は、鹿角市毛馬内生まれの京大の東洋史学者:内藤湖南博士を高校生はもとより、県民が知らない、もっと勉強しよう!!


























(ヒント 2)
・秋田県民歌「秀麗無比なる鳥海山よ・・・」は県民を一つとする歌で、宝物である。
・内藤湖南、平田篤胤、佐藤深淵などなど・・・日本のトップレベルの先人がいることを知る。勉強して追いつく、活かす。

3、秋田のエレクトーン奏者 雄鹿賢哉さん

素晴らしい才能のある若き演奏者を見せていただきました。エレクトーンはあらゆることができるのですね。デジタルの一つの方向でしょう。民謡からオーケストラまで・・・いろいろ堪能しました。

(ヒント 3)
・彼の、エレクト~ンで秋田民謡の編曲演奏が、秋田国体やヤートセに使われている。演奏を聴きましたが皆さん感動でした。この方向なら多くの県民に受け入れられますね。























4、本物はまた別次元でした

夜はアトリオンで、渡辺玲子さんのピアノと、布谷史人さんのマリンバ演奏を聴いてきました。
本物の音は、魂を揺さぶる、別次元のものでした。



今日は 私にとっての文化の日でした。


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2010年11月6日土曜日

■きりたんぽ会












きりたんぽの季節です! 老人クラブのきりたんぽ会でごちそうになってきました。

1、きりたんぽ鍋

アルミの鍋二つでつくりました。
こちらは「自主防災・炊き出し」にあたる鍋・・・です。

・鶏肉はもちろん地鶏
・タンポは佐田食品・・素晴らしいもの
・セリもネギも
・もちろん・・マイタケは天然もの




















2、鍋作りは女性


男どもも少しは手伝いましたが、ほとんどはこのお姉さま方にお任せ!!
ありがとうございました!!


3、男どもは・・・・

男どもは口を開けて待っているだけ・・・。




















4、やっぱりうまい!!

うまい! 3時間もごちそうになって話し込んだんですよ!!
でも 少しなんか足りない!!




















ねえ、老人クラブ会長さん、女性任せのきりたんぽ会では長続きしませんね。
変えましょうよ!!

・みんなでタンポ作りから始める(ホットプレートでもできるんです)とか!!
・外で、大きな鍋で町内はもとより、散歩の人にも」呼びかけるとか!!
変えましょうよ!!

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2010年11月5日金曜日

■二宮金治郎はなぜ薪を背負っているか



二宮尊徳が脚光を浴びてきました。そんなとき国立博物館の東洋館の庭で見つけた、尊徳の少年時代の名前、二宮金治郎はなぜ薪を背負っているのでしょうか。

1、二宮金治郎像

二宮金次郎像は、東京23区の小学校は戦後、建替えられた校舎が多いのに100校以上で残っている。戦前に創立した歴史の古い小学校にはほとんどあると思っていいだろう。僕が通っていた小学校も古かったので、二宮金次郎像が校庭の端にあった。(猪瀬直樹)


このイメージは「やりたいことも我慢して、勤勉実直、質素倹約」ですね。しかしながら実像とはあまりにもかけはなれているのです。

2、二宮尊徳は大男



二宮尊徳は、歴史上まれにみる「再建の神様」であった。 幕末のころ、6百余りの藩や郡村の財政危機を立て直し、大飢饉から多くの人々を救い、一農民でありながら、ついには幕臣となって活躍した。身長183センチ、体重90キロ、いかつい顔、まゆ太く胸厚く、見るからにエネルギッシュな風貌の持ち主であった。

3、金治郎は「なぜ薪を背負ったか」

「訳注 二宮先生語録(上)」より
私は幼い時から実行につとめてきた。なぜなら、毎日行わねばならぬことがたくさんあったからだ。水も汲まねばならぬ。庭も掃かねばならぬ。その他行わねばならぬことがどれくらいあったろうか。
孔子は「行って余力あれば即ち以て文を学ぶ」と言った。私はもとより学問が好きだったが、少年の時孤児となって親類の家に寄食し、昼夜ひどく使われて、少しも余力というものがなかった。それでも、昼の弁当を使うとき、人は湯を沸かしてお茶を入れたが、私は冷や飯に水を飲んでその暇に大学を読んだ。あるときは柴かりの道で読誦し、あるときは耕作の暇々に読み、あるときは人が寝静まってからそっと見て、そうしてようやく四書だけようやく一通り習ったのである。


4、「行いて余力あれば分を学ぶ」」



論語 学而編
「行ないて余力あれば以て文を学ばん」


四書五経を勉強して、いろいろ考えたすえ意味がのわかったことは、一字一句でも一生これを実行してきて、なお行い尽くせないでいる。今の儒者は千万巻をあさり読んでいるが、どうやってそれを実行するつもりだろう。行なわなければ読まないのと同じだ。まことに実行がすたれていること久しいものである。


耳が痛いですね。ツン読でいっぱい本がありますが、たどり着いた本で実行したいものです。


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2010年11月4日木曜日

■千家生花と村井家元の受賞



県総合いけばな展は毎年見ています。展示会を見に行く日に、村井家元の地域文化功労章の受賞が報道されました。

1、尊敬する村井家元の受賞
2010・11・3の秋田さきがけ新報さんの報道です。
村井家元さんおめでとうございます。





















2、千家生花 村井家元の「秋田ふき」
これが家元の作品です。秋田フキを回転する渦巻きの気を、天と地の間をつなぐ。
秋田フキを夏に、三日間も立てる!! 
秋田でこれほどのお方がいることに感謝しましょう。


生け花を日本の古代文化の面から解説している知られざる古代日本から引用します。

いけばなは室町時代に成立したといわれ、当初は「立て花」とよばれていた。のち「立花(りっか)となり、江戸時代には「なげ入れ花」「生花」となり、戦後「いけばな」となった。

神道には「神籬(ひもろぎ)」という言葉がある。庭や室内に置き、その上に榊を立て麻などの幣を付け、神の降り立つ依り代と見立てたものである。
興味深いのは立花の図を見ていくと、主体は花よりも松などの樹木であることがわかることだ。「真」という中心の一番」高い木をまっすぐに立てること、また立花はまっすぐ立っている姿勢が立花の生命であることから「いける」といわずに「たてる」ということなどを考え合わせると、立花のルールを、神道における神の依り代としての榊とすべきであると思う。
立花の根源的な目的は神の依り代であり、伝統の再生であると推測される。さらには天と地を結び、宇宙的なエネルギーを循環させる宇宙樹的な要素を持つといえよう。立花を立てることによって、室内の気を整え、神の息吹を循環させるのである。


3、村井雅豊師範の新しい試み

これが千家生花の基本形だようです。
村井雅豊師範とそのグループが団体で立てたお花です。
すばらしい調和がとれて、気の流れが感じられます。




















4、村井さん
村井汀舟師範(家元の奥様)と村井雅豊師範です。
村井さん ごめんね 目つぶってる写真でした!

2010年11月3日水曜日

■枕木階段の追加工事



日中だけは晴れましたので、こもれびテラスへの階段の手直し工事を行いました。

1、階段A区間


枕木階段の二本が短かったので、少し長い枕木に取り換えました。(真ん中の二本)




















2、階段B区間


入れ替えた二本と追加一本をこの区間に設置します。


3、完成


簡単なもんですね!あっという間に完成です。これで全区間つながりました。メデタシメデタシ!!




















4、新しいフクロウさん誕生


石臼のフクロウさんが誕生しました!!
どうですか、それらしく見えませんか?



























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2010年11月2日火曜日

■イランの八角形



先日東京に行ったとき立ち寄った国立博物館。仮設(改装中)の東洋館で珍しいものを発見してきました。

1、古代イランにも八角形
古代以南南部で発見された竿頭飾りだそうです。前13~11世紀んもの。
私が興味を持ったのは、全体の形や解説ではありません。飾りの中に3ケの花弁模様があります。




































2、八角形です














3、私のお守りと同じ

どうですか同じでしょう! これは日本の昔からある「八咫の鏡(やたのかがみ)」からデザインしたものです。「八の鏡咫」「大八洲」「八重垣」「八尺迩の勾玉」など、八を用いた重要な言葉が多いのです。














4、古代の神々のこと

日本語の四十八音の神々は、天上高天原にあるサゴクシロの宮に鎮まっていると『ホツマツタエ』には書かれています。四十八音の神々はそれぞれ配置が定まっているという。

中心にはアメミオヤ神が鎮まり、その周りをトホカミエヒタメ八神が取り巻いている。その外に他の三十二音の神々が位置している。

そして、八角を形成するトホカミエヒタメの神々が生命誕生のとき、すべてを結びつける魂の緒を降すのである。

古来尊ばれる八という数は、生と死にかかわる数だったのである。

日本だけでなく、イランにも、そしてバビロンにも、ローマ法王庁にも、中国にも、仏教のマークも八角形・・・・これはどういうことでしょうか。

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2010年11月1日月曜日

■この卵はナンダ?



こざくらの丘のあるところに卵の殻が落ちていました、しかも4ケも!!

1、ここにありました
沢の栗林(となりの所有ですが)のなかにありました。正面の林の中。




















2、こんな状態

大きさといい、色具合といい、鶏の卵かと思いましたが、大きさが少し小さいことや、周囲に4ケもあることから調べました。
カラスに食べられたものでしょうか?






















3、卵の図鑑
左端がフクロウ、右側下がワシ、タカ、コンドルですね。

左のフクロウの卵にも見えます・・・。


4、フクロウの可能性?

かなり近いところまできたと思います。近くにはフクロウもいますから。
しかし、色が・・・











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別のブログから引用
去年は3/27前後2.3日に3個の卵を産み3羽巣立ちました、
今年はなぜか一個だけ早く産んでしまった様です、
本格的に暖めるまで先に産んだ卵が孵化するか気になっています。
2.3年前は3個の卵のうち2個しか孵化しなかった事がありましたので、
今回の様な事が起きていたのでしょうか。
数年前から棲みついたフクロウですが、卵がヘビに食われたりカラスにいたずらされたり
自然はきびしいです。
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やはり、鶏でしょうか!!、この近くでは鶏を飼っていないし、誰かが4ケも投げるものでしょうか。
継続調査ですね!!・・・おさわがせ!

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