2013年1月5日土曜日

◆ネバナ餅

さきがけ新聞に出ていた「根花餅」・・なつかしい未来!!

1,三ツ方森の「根花餅」づくり

ネバナ餅とはワラビ根からとったデンプンで作る餅のことです。

2,五城目の田舎でも作っていた
三ツ方森の様子
「根花餅」とは「わらび餅」のことを言い、わらびの根っこから抽出される粘々したデンプン、つまり「わらび粉(根花粉)」で作られます。平成22年の「根花餅」作りは、そのわらびの根掘りから始まり、根を叩いてデンプンを抽出し、さらに水で漉し乾燥した根花粉を作ります。おスエさんが20歳の頃に作っていた「根花餅」の作り方を思い出しながら、参加者の皆さんに指導をしていきます。

五城目街小倉のこと

たいへんな苦労して掘ったものです。
3kmもの山奥で、草刈り場(ウシの冬の餌のため草刈して乾燥させる)で
掘る深さが1mにもなるのです。ワラビだっていっぱい生えている場所ですね。

わらび粉の収穫の様子(写真提供:宮古市北上山地民俗資料館)

3,根打ち作業

山奥から掘って、ウシの背中で運んできたワラビ根を、洗って
今度は根打ち作業です。
大変な熟練のいる作業です・・遊びではできません

4,舟・・・沈殿槽
木で作られた根花餅づくり専用の「舟」と呼ばれる沈殿槽。でんぷん質が底に沈んだら、水を取り替えながら2週間ほどかけて不純物を取り除き、わらび粉(はな)に精製していきます。

この舟は丸太から作られたものですね。
一般的には厚板で加工して作っていました。ついこの間まで残っていましたが
もうないですね。

私も、約30年前8mmカメラが出た頃、小倉集落の「ネバナモチ」づくりを、記録に残そうと思いましたが、カメラがないなど理由をつけてできないまま過ごしてしまいました。
素晴らしいですね三ツ方森の皆様

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日本経済はアベノミクスで高揚感がありますが
まもなくボロが出て、ハイパーインフレらしいです・・・・・・・・・・
そうなればやはり「ロハス」
ロハスとはこの根花餅づくりの世界です。
みなさん、心をキレイに、体は鍛えておきましょう!!

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